
昨日は最強タフネス防水カメラ、 OLYMPUS Tough TG-6 のマクロ撮影がどんな感じか検証レビューしてみました。
でもって、お次はもちろんズームです!
TG-6のズームは4.5~18mm(フルサイズ換算で25~100mm)の光学4倍ズームと2倍のデジタルテレコンが搭載されているので、最大で8倍(フルサイズ換算200mm)の望遠撮影が可能と言う事になります。
一応、デジタルテレコンとはなんぞや?という方のために以下、オリンパスの公式サイトからの引用です。
デジタルテレコンは、被写体を使用しているレンズの倍率以上の大きさに拡大して、中央部を切り出して画像ファイルとして保存する機能です。 画像処理エンジンでデジタル補間され、出力し被写体が約 2 倍の大きさになります。
イメージ的には拡大する中央部分をトリミングして、引き伸ばしてデジタル処理で穴埋めするといった感じですが、なにやら便利そうな機能です。
そんな訳で、デジタルテレコンも検証してみて使えそうだったら積極的に使っていきたいですね。
また、TG-6のズーム写真だけより比較する写真があった方が良いのでミラーレス一眼、パナソニックGF9にズームレンズ(H-FS14140フルサイズ換算で28~280mm)でも撮影してみたので比較してみましょう。
では検証していきましょう!
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検証する撮影環境

今回の撮影に協力してもらったのは、バリ島で購入したフクロウのフーちゃん、身長20cmの木彫りの置物です。
フーちゃんから120cm離れた位置に三脚を立てて撮影しています。
また、部屋内の撮影で照明は付けていませんが、フラッシュは焚いておりません。
撮影と検証
では順番に、ズームなし → 2倍ズーム → 3倍ズーム → 4倍ズーム → 4倍ズーム+デジタルテレコン(8倍ズーム) の順で撮影してみます。





ご覧の様な感じでズーム撮影してみましたが、画質うんぬんは抜きにして4倍ズーム+デジタルテレコンを使えばかなりの望遠で撮影可能と言う事が分かりました。
少し気になっていたデジタルテレコンの画質についてですが、目に見えて劣化しているという感じも無く、十分実用できる範囲だと言っていいんじゃないでしょうか。
逆にセンサーサイズ1/2.3と、かなり小さい割には良く頑張っている、という印象です。
では次にパナソニックGF9とズームレンズ(H-FS14140)で撮影した写真を見てみましょう。



流石フルサイズ換算280mmの望遠です。
当たり前の事ですが、TG-6の光学4倍ズーム+デジタルテレコンで、フルサイズ換算200mmの写真とくらべても更に望遠です。
しかし逆に言えば、差はこの程度なんですね。
TG-6はズームしてもレンズが飛び出さないので、3.24cmの薄いボディーのままにも関わらず、あれだけズーム出来るって驚異的な感じです。
しいて言えばミラーレス一眼と比較すれば画質は若干落ちますが、センサーサイズが違うので画質云々に関しては仕方ありません。
以下は、おまけでスマホの4倍ズームで撮影した写真です。

スマホ(Sony Xperia XZ2)でデジタル4倍ズームで撮影した写真ですが、ちょっと残念な感じになってしまいました。
やはりスマホのデジタルズームは2倍までが限界と言った所でしょうか。
まとめと感想
今回は【Tough TG-6】ズーム機能を検証!レビュー(ミラーレス一眼と比較もあり)と言った内容でお送りしました。
正直なところTG-6は最強防水カメラと言う事で、防水機能重視でそんなにズーム機能は期待していませんでした。
しかし、実際に試してみると光学ズームとデジタルテレコンを組み合わせる事によって期待以上の望遠性能が備わっている事が分かりました。
旅行先などで使用する際は通常の撮影では4倍までの光学ズームを使って、4倍ズームだとちょっと足りないような被写体を撮影する際は、デジタルテレコンをONにして撮影する感じで使用すればOKでしょう。
っと言う訳で、防水良し、マクロ良し、望遠良し、と言う事で旅行にはTG-6だけ持って行けば大丈夫そうです!
TG-6は今後とも使い倒していく予定ですので、また何かネタがあったらレビューします。
今後ともよろしくお願いいたします。
では皆様、良い旅を!
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