旅行のお供にとっても便利な防水カメラですが、僕も是非1つ買おうと検討していた所に、嬉しいニュースが飛び込んで参りました。

注目の防水カメラのNEWモデル「OLYMPAS Tough TG-6」が7月下旬に発売との事です!

何を隠そう私は、旧モデルTG-5をポチる1歩手前の発表だったので「危なかった!」ギリギリセーフと言った所です。

なんせ、ポチッた後に新製品発表されたら泣いちゃいますからね(笑)

では冷静になって、TG-5と比較してどんな所が変わったのか検証してみようと思います。


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まずは外見から

RED

Tough TG-6
Tough TG-5

BLACK

Tough TG-6
Tough TG-5

カメラの形自体はどっちも一緒の様です。

外見も、ほぼ一緒で、ロゴなどの色がTG-6の方が目立たないように変わっている程度でしょうか。

TG-6の方がシックな外見になっていますが、正直なところ外見はどちらでも良いような感じです。

主な仕様で変わった部分は?

では、仕様表から比べて違いがある部分を抜粋してみます。

~記録媒体~

TG-6
記録媒体
SD / SDHC[1] / SDXC[1]メモリーカード
1 UHS-I対応
TG-5
記録媒体
SD / SDHC[1] / SDXC[1]メモリーカード
Eye-Fiカード対応[2]
1 UHS-I対応
2 エンドレスモード非対応

TG-6はEye-Fiカードの表記がありません。
しかしEye-Fiカード(カード自体にWifi機能を備えている)は無くても本体にWifiがあるので気にする必要はないでしょう。

~モニター~

TG-6
モニター
3.0型液晶[*]
約104万ドット(3:2)
TG-5
モニター
3.0型液晶[*]
約46万ドット(3:2)

モニターはTG-6が104万ドットまで上がっていますね。
これは嬉しい進化です!

~フォーカスモード~

TG-6
フォーカスモード
AF (S-AF) 、マニュアルフォーカス(MF) 、追尾AF (TR) 、Sマクロ (AF) 、Sマクロ (MF)
TG-5
フォーカスモード
AF (S-AF) 、マニュアルフォーカス(MF)、追尾AF(TR)

TG-6のフォーカスモードでは、Sマクロ (AF) 、Sマクロ (MF)、のモードが追加されたようです。

~露出モード・撮影モード~

TG-6
iAUTO、プログラムAE、絞り優先AE、シーンセレクトAE、顕微鏡(顕微鏡、深度合成、フォーカスブラケット、顕微鏡コントロール)、水中(水中スナップ、水中ワイド、水中マクロ、水中顕微鏡、水中HDR)、動画、C1、C2
TG-5
iAUTO、プログラムAE、絞り優先AE、シーンセレクトAE、顕微鏡(顕微鏡、深度合成、フォーカスブラケット、顕微鏡コントロール)、水中(水中スナップ、水中ワイド、水中マクロ、水中HDR)、C1、C2

露出モード・撮影モードでは、水中の(顕微鏡、水中HDR)動画モードが追加されています。

~ ホワイトバランスモード ~

TG-6オート、プリセット(6種)、水中(3種)、ワンタッチWB(4件登録可)、CWB(色温度指定)
TG-5オート、プリセット(7種)、ワンタッチWB(4件登録可)、CWB(色温度指定)

ホワイトバランスモードの項目では水中3種が追加されていますね。しかしオートプリセットはTG-5の7種から6種に減っています。

~ピクチャーモード~

TG-6 i-Finish、Vivid、Natural、Flat、Portrait、モノトーン、カスタム、eポートレート、水中、アートフィルター
TG-5 i-Finish、Vivid、Natural、Flat、Portrait、モノトーン、カスタム、eポートレート、アートフィルター

ピクチャーモードには水中が追加されています。

~ バリエーション、アートエフェクト ~

TG-6ポップアート・ファンタジックフォーカス・デイドリーム・ライトトーン・ラフモノクローム・トイフォト・ジオラマ・クロスプロセス・ジェントルセピア・ドラマチックトーン・リーニュクレール・ウォーターカラー・ヴィンテージ・パートカラー・ブリーチバイパスネオノスタルジー
TG-5 ポップアート・ファンタジックフォーカス・デイドリーム・ライトトーン・ラフモノクローム・トイフォト・ジオラマ・クロスプロセス・ジェントルセピア・ドラマチックトーン・リーニュクレール・ウォーターカラー・ヴィンテージ・パートカラー

バリエーション、アートエフェクトの項目には、ブリーチバイパスネオノスタルジー が追加されました。

~写しこみ~

日付写しこみ撮影

写しこみの項目はTG-5には無かったので、TG-6から可能になったようです。

~ワンプッシュデジタルテレコン~

TG-6
倍率
2倍(P / A /動画モード時)
2 / 4倍(顕微鏡コントロールモード時)
TG-5
倍率
2 / 4倍顕微鏡コントロールモードのみ

実際に使ってみないと映り方はどんな感じか分かりませんが、ワンプッシュデジタルテレコンの倍率2倍がP / A /動画モード時にも使えるようになっています
それなりに画質が良ければ心強い味方になりそうです。

~ アートフィルター動画 ~

TG-6
4K / ハイスピードムービー以外
一部のアートフィルターではフレームレートが落ちる場合があります
TG-5可(全アートフィルター[*]
一部のアートフィルター、ムービーエフェクトではフレームレートが落ちる場合があります

アートフィルター動画の項目では、TG-5が全アートフィルター対応に対してTG-6は4Kとハイスピードムービー以外と制限がかけられています。

~ プリント機能 ~

TG-6プリント予約(DPOF)
TG-5プリント予約(DPOF)、ダイレクトプリント(PictBridge対応)

TG-6にはダイレクトプリント(PictBridge)対応ではなくなったようです。
この機能はPCを使わずにダイレクトでプリンターにプリントする機能ですが、無くても問題ありませんね。

~ 質量 ~

TG-6約253g(CIPA準拠 付属充電池およびメモリーカード含む)
TG-5約250g(CIPA準拠 付属充電池およびメモリーカード含む)

若干、3gだけTG-6が重いようです。

 まとめ

では主な変更部分をまとめてみましょう。

プラス面
・モニターが46万ドットから104万ドットに上った
・フォーカスモードにSマクロ (AF) 、Sマクロ (MF)が追加された
・露出モード・撮影モードに水中の(顕微鏡、水中HDR)動画モードが追加された
・ホワイトバランスモードで、水中3種が追加された
・ピクチャーモードに水中が追加された
・ バリエーション・アートエフェクトで、ブリーチバイパスネオノスタルジー が追加された
日付写しこみ撮影が可能になった
・ワンプッシュデジタルテレコンの倍率2倍が、P / A /動画モード時、で使えるようになった

マイナス面
Eye-Fi カードが非対応になった
・ホワイトバランスモードのオートプリセットが7種から6種に減った
・4K動画とハイスピードムービーでアートフィルター動画が使えなくなった
ダイレクトプリント(PictBridge)非対応になった
3g重くなった

以上、比較してみましたが、大きな違いはモニターの解像度が104万ドットまで上がったと言う事ですね。これは大きなメリットです!

それ以外にも、撮影モードが増えているのは地味に嬉しいですね。

また、マイナス面も若干ありましたが、そこまで気になる項目は無く、むしろ余計な機能を省くことによって、快適に使えるようになっていれば。それでOKです。

では、防水カメラのNEWモデル、OLYMPUS Tough TG-6の検証をしてみましたが、いかがだったでしょうか?

この記事が皆様のカメラ選びの参考になれば幸いです。