2020年は海外旅行やイベントが好きなNoriにとってはめちゃくちゃ厳しい年になってしまいましたが、皆さんも旅行に行きたくてうずうずしてませんか?

Noriのホビーブログでは僕が実際に旅行した経験をもとにお勧めスポットやお役立ち情報などを掲載しておりましたが、今年に限っては1度も旅行に行けていないのでネタ切れ状態におちいっております(涙)

そんな訳なので今回はいつもとは視点を変えて実際にぼくが海外で体験した(遭遇した)トラブルや犯罪など苦い経験を皆様にお伝えしようと思います。

やはり海外にいってみると何かとトラブルはつきものでして、とくに日本人は人が良いので悪い人間に狙われる確率が非常に高いというのが現実です。

僕も例外ではなく海外では何度も苦い思いをしたことがありますが、運がいいのか悪いのかそれほど大きな事件や犯罪にはまきこまれたことはありません。

しかし一歩間違えれば重大な事件に発展していた可能性もあるわけですし、僕の体験を情報共有することによって皆さんにも海外でトラブルに対する予備知識をつけてもらって予防していただければと思います。

❢この記事の内容❢
☑僕が実際に海外で巻き込まれた犯罪または一歩手前
・【アメリカ】フードコートでカメラを盗まれた
・【アメリカ】イベント会場で白人10人以上にかこまれた
・【ベトナム】タクシーの運ちゃんに脅される
・【ロシア】あやうく詐欺にひっかかりそうになる
・【フィリピン】スマホをすられる
☑まとめ

実際に海外で巻き込まれた犯罪または一歩手前

では恥ずかしながら実際に僕が海外旅行中に巻き込まれてしまった苦い経験を5つピックアップしてお話しいたします。

・【アメリカ】フードコートでカメラを盗まれた

この話は忘れもしない僕にとってはじめての海外旅行でうけた洗礼です。

それはロサンゼルスのショッピングモールにてランチを食べようとフードコートに立ち寄ったときのお話しです。

仕事の仲間10人以上の団体旅行だったのでそれぞれ近くのテーブル3つに分かれてみんなで昼食をとりました。

僕は食べる前にちょっと暑かったので首にかけていたカメラをテーブルの上に置いて上着を脱いだのでした。

その時僕のテーブルには3人いたんですが、食べ終わった後に1人を残して僕ともう1人はトイレに行ったんです。

トイレは近くにあったのでほんの5分ほどで戻ってきたんですけど、さっきまでテーブルの上にあったはずのカメラがなくなっていました。

ビックリして1人席に残っていた仲間に聞くと、後ろの席にいた友達と話していて泥棒には全く気が付かなかったというのです。

いちおうショッピングモールのサービスセンターに行ってセキュリティーに事の成り行きを話したんですが、何も調べようともせずに鼻で笑われて「テーブルにカメラを置いてトイレに行ったお前が悪い!カメラは絶対に戻ってこない。」と言われておしまいでした。

傾向と対策

今思うとあり得ない行動をしてしまいましたね。

はじめての海外旅行で日本人の団体(仲間)と一緒だったということもあり日本にいる時と同じような感覚になってしまい警戒心に欠けていました。

❢ 海外ではレストランやフードコートのテーブルには金目のものは置かない。(泥棒に目をつけられてしまいます。)

❢不特定多数の人が居る場所では財布やカバン、カメラなどの貴重品はつねに身につけておく。
(日本と同じような感覚で椅子やテーブルに貴重品をおきっぱなしで席を立ってはいけません。)

・【アメリカ】イベント会場で白人10人以上にかこまれた

この話は2度目のアメリカ旅行での出来事ですが僕の人生で一番怖かった経験かもしれません。

その旅の目的は当時ノースカロライナで行われた車のイベントを見にいくことでした。

イベント会場に到着するや否やアメリカのカーショーのスケールのデカさに驚きつつも友人と2人で派手にカスタムされた様々な車を見学しながら会場を歩いていました。

すると白人の女性が近づいてきてこっちに来てくれと言うじゃありませんか?「何でですか?」と聞いても「とにかく来なさい!」と、ちょっと高圧的な態度でした。

わけも分からずその女性についていくと1台の車とそのまわりに10人以上の白人男性がいて一瞬にして取り囲まれてしましました。

白人男性たちは「おまえらこの車に何をした!このくソぁwせdrftgyふじこlp!」と僕たちに汚い言葉を浴びせ今にも殴り掛かってきそうな勢いでした。

興奮した大勢のアメリカ人に早口でまくしたてられても何が何だか訳がわからなくて「これ殺される?」って本気で思ったところでセキュリティーが到着して一触即発の場面からは逃れられたんですけど、あらためて聞くと興奮していた白人たちの車はコンペの優勝候補だったらしくその車の給油口が何者かによって開けられていたようです(昔のアメ車は給油口にカギがついていないから簡単にあけられる)

白人男性は賞金のかかったコンペの妨害をするために誰かがガソリンにいたずらしたんじゃないかと思ったらしいです。

そして何だか知らないけど普通に車を見学していただけの僕たちが犯人と疑われてしまったようです。

誰が給油口を開けたのかは知りませんが、最初に僕たちを呼びに来た女性が僕たちが車を見学していたのを見ていたようで白人男性に怪しいアジア人がいたから彼らが何か悪さしたんじゃないのかと言ったらしいです。

傾向と対策

この事件は全くの濡れ衣でして僕と友人は普通にイベントに参加していた車両を見学していただけでした。

こればっかりは白人文化なので仕方ない事なのかもしれませんが、一部の欧米人にはアジア人を見下して偏見をもっている方がいます。

残念ながらこれは紛れもない現実です。

海外では出来るだけ目立った行動をさけて郷に入っては郷に従えの精神を忘れないように心がけましょう。

・【ベトナム】タクシーの運ちゃんに脅される

この話はベトナムホーチミンへ旅行した時のお話になります。

ベトナムには何度か行っているので飲食店や土産屋などボッタくりが多いイメージがありますけど、タクシーもその例外ではありません。

その時のホーチミンへの旅行は妹と一緒に行ったんですが、仕事の事情で妹は1日早く帰国しました。

僕は次の日ホテルをチェックアウトしてホテルの支配人らしき人に空港までのタクシーを手配してもらいました。

ちなみにそのホテルの支配人はニコニコしていて人柄が良くタクシーも快く手配してくれ空港までの料金は一律でいくらだよと前もって教えてくれました。

ホテルのロビーで待っているとホテルの支配人からタクシーが来たよと案内されて車に乗り込むと「エアポート?」と聞かれたので「イエス」と答えると車は走りだしました。

走り出してしばらくするとタクシーの運転手がこんな事を言いだしました。
「さっきのホテルの支配人はマフィアだから彼に手数料を支払わないとならない。だから値段がソぁwせdrftgyふじこlp!」

とホテルの支配人に言われた値段の3倍の金額をふっかけてきました。

僕は一瞬でこいつボッタくり運転手だなと気が付いたので言葉がわからないふりをして適当にあしらっていました。

何で分かったのかと言えば前日に僕の妹も同じホテルの支配人に頼んでタクシーをよんでもらって、後で「空港に着いたよ~、タクシーの値段はいくらだったよ~」って連絡をもらっていたからです。

その値段は確かにホテルの支配人が僕に言った金額と同じでした。

そのことから僕のタクシー運転者はホテルの支配人はマフィアだという嘘をついて脅してボッタくろうとしているのがバレバレだったのです。

そこで僕は空港に到着する前に支配人に言われていた金額を用意しておいて空港に到着するや否や握りしめていたお金を運転者にわたしてダッシュで空港の中へ駆け込みました。

タクシー運転手は何か叫んでいましたけど僕は振り向くことなく空港内に入って事なきを得ました。

傾向と対策

ホテルで手配してもらうタクシーは若干割高になりますが、安全なイメージがあります。

しかし今回のようにホテルで手配してもらったタクシーでもボッタくろうとする不届き者がいるので気を付けてましょう。

❢ 今はタクシー配車アプリのグラブタクシーやウーバー(Uber )といった便利で安心なタクシーがあるので出来るだけそちらを使う用にしてください。

・【ロシア】あやうく詐欺にひっかかりそうになる

ロシアのウラジオストックから北西に位置するハバロフスクに行った時の話です。

アムール川の河川敷を散歩してハバロフスクで一番大きな市場「中央市場(セントラルリノック)」で買い物をした後、少し疲れたのでいったんホテルへ戻ろうと歩いていた時でした。

僕の前を歩いていた男性が財布を落としたんです。

あいにく僕は荷物で両手がふさがっていたので拾わなかったんですけど隣を歩いていた男性がその財布を拾ったので落とし主に返すのかと思いきや僕の肩をトントンとたたいて財布を見せて何かを言ってきました。

この時僕はハッとして振り向くことなくとっさに反対側の道に走りました。

なぜハッとしたのかと言うと実はハバロフスクに行く前に在ハバロフスク日本総領事館のホームページにある安全の手引きを読んでおいたんですが、そこに僕が体験したのと同じことが書いてあったのを思い出したのです。

その内容とは外国人を狙って前を歩いている人(詐欺師)が財布を落として近くの人(詐欺師の仲間)が拾ってお金を山分けしようなどと持ち掛けてきたところで落とした本人が現れて「盗んだ金を返せ!お前の財布を出せ!」と言いがかりをつけてきて有り金を持って行かれてしまうという内容でした。

もし総領事館のホームページをチェックしていなかったらと思うとゾッとする出来事でした。

傾向と対策

この時の僕のように詐欺など犯罪の手口は出来るだけ予習しておいたほうが未然に防げる確率が高くなってきます。

❢ 旅行先の総領事館のホームページには現地の様々な情報がのっているので事前にチェックするべし!

・【フィリピン】スマホをすられる

フィリピンのセブ島へ旅行に行った時のお話しです。

僕は海外に行った時にはカフェテラスで食事するのが好きなんですけど、その日も1人で通り沿いのカフェテラスで食事をしてドリンクを飲みながらスマホをいじっていました。

すると見るからに怪しい物売りがスマホを買わないかと通り越しに話しかけてきました。

断るとまた違う物売りがこのスマホ買わないかとやってきました。

なんだか落ち着かないので店を出るとすぐに物乞いの少年(中学生ぐらい)が僕の顔の前に手を出してきて何かを言ってきました。

NOと断っても少年はしつこく近づいてきてわけわからない言葉を言ってきました。

少年には可哀そうだけどしつこくされても何かあげる気もなかったので邪魔だなぁって思ってたらこんどは突然逃げ出したのです。

最初は何がおこったのか分からなかったんですが、まさかと思ってズボンの前ポケットに入れたはずのスマホを確認するとなくなっているじゃありませんか!

ここで本来ならやっちゃ駄目なんですけど僕はとっさに少年を追いかけました。

全力で走ってなんとか少年を捕まえるとに成功した僕は「スマホかえせ!」と怒鳴りつけました。

少年は観念したのか僕のスマホを地面に置いて逃げて行きました。

あやうく僕のスマホが怪しい物売りの手にわたるところでした。

傾向と対策

この時僕はとっさに少年を追いかけて捕まえて運よくスマホを返してもらうことに成功しましたけど、基本的にこれはやっちゃダメです。

いくら相手が少年でもナイフなどの凶器をもっている可能性があるので、ブスッと刺されてしまったらシャレになりません。

そもそも治安が悪い国ではスリに合わないように事前に対策するのが一番です。

❢ 物乞いや怪しい物売りが居る場所ではスマホや金目の物を出さない。

❢ 貴重品をポケットに入れない。
(後ろポケットはもちろん前ポケットもスリのターゲットにされてしまいます)

まとめ

今回は「僕が海外で巻き込まれた犯罪や事件など5選!スリやぼったくりの傾向と対策」ということでお届けしましたがいかがだったでしょうか?

せっかく楽しみにしていた海外旅行でも事件や犯罪に巻き込まれてしまうと、天国から地獄に一気に落ちてしまいます。

しかし事前に予備知識を身につけておけばそう言った事件に巻き込まれるリスクをかなり減らすことが出来ます。

最低でも旅行先の総領事館のホームページをチェックして現地の情報を入手しておく事をお勧めします。

そんな訳なんですけど今は早く旅行解禁になる事を祈るしかありません・・・、と言うことでまた違う記事でお会いしましょう!