突然ですけど最近ガンプラ売ってなくないですか?!amazonのマーケットプレイスで売ってると思ったら定価より高く売っててお話しにならんし・・・。

正確なことは分かりませんが少なくとも僕の地元の模型店だと初代ガンダム(1年戦争)のモビルスーツだとガンダムとザクⅡ(シャアザクを含め)だけは売ってるんですけど、ほかの機体がまったくありませんでした!

これって自分が小学生のころの話なんですけどガンプラが超人気過ぎてどこ行っても売り切れで全く買えなかった時代の再来?って予感がしてならないNoriですが、皆さんはお目当てのガンプラゲット出来ていますか?

前置きが長くなってしまいましたが、今回は前回素組みで制作してみた「HGUC MSM-07S シャア専用ズゴック」に継ぎ目消しを行い墨入れとウェザリングしてみましたので、その様子をレポートしていこうと思います♪

しかし去年からザクⅡに続いてガンダムと制作してきて今回ズゴックは3機目のガンプラ制作ということで墨入れやウェザリングも楽勝だろうと思いきや・・・、今までのガンプラの中で1番苦労してしまいました!

その理由なんかもふくめてシャア専用ズゴックの仕上げ過程からお披露目までお付き合いしていただければ幸いです。

❢この記事の内容❢
✅制作の様子
✅完成お披露目
✅まとめ

制作の様子

まずHGUCズゴックを仕上げるうえで気になった部分があって、ところどころ目立つつなぎ目があるんですよね・・・。(ゲート処理が適当なのは棚の上にあげておきますw)

具体的には上の写真を見ていただければ分かると思いますが、とくに肩の部分なんて段差みたいになってしまっていてかなり目立つしカッコ悪い!

これは最初に処理して綺麗にしておきたいポイントでした。

そこでこれらのつなぎ目は必殺プラモ用接着剤を使って修正することにしました。

やり方は簡単でプラモデル用接着剤を多めに使って接着し、溶けてはみ出した部分をカッターとヤスリを使って仕上げます。

最近のガンプラは接着剤無しでも簡単に組み上げることが出来ますが、今回のズゴックに関してはつなぎ目を消すためにあえて接着剤を使用しています。

接着剤を多めに塗ってからぎゅっと力を込めて接着するとプラスチックが溶け出して少しぐらいのすき間なら埋めてくれるのでそれを利用します。

接着剤が固まったらカッターをカミソリのような感じであてながら、はみ出した部分をザクザクと削ってしまいます。

あらかた削ったあとにもし凹んでいる部分があったさいは余っているランナーを鰹節のように薄くけずって接着剤で溶かしてから流し込むとパテがなくても凹みを埋めることができます。

カッターで大雑把に削り終わったら紙やすりで仕上げます。

僕は耐水ペーパーを使って500番→1000番→1500番とやすって仕上がったのが上の写真になります。

この作業が接着剤の乾く時間もあるのでけっこう手間でした。

ちなみに今回のズゴックでつなぎ目処理を行った部位は以下になります。

①肩の部分
②腕の部分
③ロケット

つなぎ目が綺麗になったら墨入れを行いました。

墨入れにはいつもお世話になっております「ガンダムマーカー スミいれ ふでぺん」を使ってサクッと行いました。

HGUC ズゴックはのっぺりしているので墨入れかしょが少ないのであっという間に終わりました。

墨入れのやり方に関してここでは省略しますが、もし墨入れについてもっと知りたい方は下の記事を参考にしてもらえればと思います。

次にこれまたいつもお世話になっております「ウェザリングマスター」をほどこしてつや消しクリアーで仕上げればOKかなと思っていたんですけど、何か違う・・・。

「ウェザリングマスター」についてもっと知りたい方は以下の記事を参考にどうぞ。

恐らくですがズゴックはザクⅡやガンダムと比べのっぺりしているので軽くウェザリングした程度じゃ締まりがないんじゃないかという結論にいたりました。

そこでズゴックの仕上げにはエアーブラシを使ってジャドー拭きと筆を使ってドライブラシを追加で行ってみることにしました。

ジャドー吹きはプラモの凹凸ラインにそってエアーブラシを使いダークグレイでグラデーションをかけながら薄く吹き付けています。

口で説明しても分かりずらいと思いますので上の写真1枚目がビフォー、2枚目がアフターになります。

シャドー吹きは以前、戦闘機や戦車のプラモにハマっていた時によく行っていた技法だったんですが、これは平坦な部分が多くのっぺりしたモデルでもシャドー吹きで明暗を強調することによってディティールアップを図ることが出来ます。

写真のビフォーアフターで比較していただくとシャドー吹きを行った胴体部分の方が引き締まった感じになっていると思います。

このシャドー吹きを全体的に行いまして次にドライブラシに入ります。

ドライブラシにはシャドー吹きで使ったダークグレイとダークブラウンの2種類のプラカラーを使って行いました。

自分のドライブラシのやり方は太めの筆に塗料を少量しみこませ、ダンボールやキッチンペーパーなどにこすり付けてあらかた水分をぬぐった後に汚し塗装を行いたい部位にシャカシャカと筆を滑らせるようにして筆に残ったわずかな塗料を塗っていく感じです。

コツは「大胆かつ適当」にやることですねw

また上の写真は1枚目がビフォー、2枚目がアフターになります。

最後に仮組して全体的なバランスを見ながらドライブラシでシャカシャカしながら汚れ具合を調整しました。

ここまでやった甲斐もありなかなか良い雰囲気でてきましたね♪

納得いくまでシャカシャカしたら最後につや消しクリアーを吹けば終了です。

最後にエアーブラシでつや消しクリアーを吹き付けて乾かします。

今回ズゴックの仕上げはつなぎ目消しも行ったこともありまる1日かかってしまいました。

予定では半日もあれば余裕でしょって思っていましたが甘かったw

ちなみに今回僕が使用したプラカラーは全て水性塗料になります。

水性塗料は臭いもきつくないし水で薄めたり洗ったり出来るので便利です。

完成お披露目

それではウェザリングして仕上がったシャア専用ズゴックのお披露目です♪

なお、モノアイシールは剥がしてしまったので画像ソフトにて付け加えています。

今回はかなり大胆に汚し塗装を行いましたが、ズゴックに関してはちょっとやり過ぎぐらいでいい感じかもしれません。

ズゴックが潜水潜航するイメージでパチリ!

このアングルだと潜水艦みたいでカッコイイ♪

個人的にズゴックは斜め45度の角度から眺めるのがカッコよくて好きです♪

後ろはこんな感じです。

ズゴックの後ろ側はどう見てもカッコよくないしポーズも適当ですいませんw

ちなみにロボコンじゃありませんよ!w

まとめ

今回は「【ガンプラ】シャア専用ズゴックを継ぎ目消しとウェザリングで仕上げてみた!」ということでお届けいたしましたが、最初は今一納得いかなかったけどシャドー吹きとドライブラシを行い最終的にカッコよく仕上がって満足しています。←あくまでも自己満ですw

ズゴックを制作して思ったんですが、ディティールがあまり細かくない(1つ1つのパーツが大きい)プラモにウェザリングをほどこす時はかなり大胆にやらないとしっくりこないと言うことです。

また僕は充電式のエアーブラシを使っているんですが、今回のジャドー吹きやつや消しクリアー塗装には大活躍してくれまして改めて充電式エアーブラシの便利さを実感することが出来ました。

充電式エアーブラシに関しては以下の記事で書いていますが僕と同じモデルはもう売ってないようです。

今後ジムが手に入ればズゴックとの幻の名シーンを再現したジオラマでも作成してみたいところですが、冒頭でもお話ししたようにガンダムとザク以外は売ってないんですよね~・・・。

そんなわけで皆さんも是非ガンプラライフを楽しんでくださいね♪

充電式エアーブラシのほとんどは中華製品なんですけど、そのなかでもRAYWODはおもちゃやホビー関係の商品を展開しているメーカーなので聴いたことがない無名の中華製品よりも信頼性がありそうです。