どーもー!「第三の居場所」アトレーを購入してからというものDIYで、ナビやドラレコを取付けてみたり何かと楽しんでいるNoriです♪

そんなアトレーなんですけど、目指すは車中泊使用のなんちゃってキャンピングカー!

今後は「ベッドキットの制作など、快適に車中泊が出来るよう少しずつDIYしていきたいな~!」っともくろんでいる次第でございます。w

「快適に車中泊するために必要なものは?」と考えると何かとたくさんありますが、その中でも電源の確保はベッドキットの次ぐらいに重要になってきますよね。

車中泊において電源を確保するには大きく分けて2種類になってきます。(DIYレベルで出来る範囲内でのお話になります。)
①インバーターを取付ける
②ポータブル電源を導入する


まずは①のインバーターですが、昔からキャンピングカーにはメジャーな方法で僕も昔ハイエースに取付けていたことがあります。

しかしながらインバーターを取付けるにはサブバッテリーやアイソレーターなどの機器を接続する必要が出てくるので本格的なキャンピングカーには良いと思いますが、お手軽な車中泊仕様には向きません。(インバーターをメインバッテリーから直接接続してしまうと、いざという時にバッテリーが上がってしまいエンジンがかからないなんてことが考えられます。)

そこで今回僕が購入した②のポータブル電源の登場です。

ポータブル電源の1番のメリットはオールインワン電源なので持ち運びが出来るということ!

1つポータブル電源を持っていれば車中泊はもちろん、キャンプ場や家でのDIYなどにも使用することが出来ます。

しかも最近のポータブル電源は電子レンジまで使えてしまうという高出力モデルが各社からこぞって発売されていいます。

そんなわけで今回はモバイルバッテリーなどで有名なアンカーが開発した「Anker 757 Portable Power Station (PowerHouse 1229Wh) 」をポチってみたので、開封レビューします。

❢この記事の内容❢
✅Anker 757を選んだ理由とは?
✅開封の儀
✅まとめ(レビュー)

Anker 757を選んだ理由とは?

https://www.ankerjapan.com/products/a1770 アンカーHPより

ポータブル電源とはひとえに言っても「蓄電容量」「出力ワット数」「蓄電池の種類」「UPS(無停電電源装置)の有無」などなど様々な種類の製品が各メーカーから発売されています。

値段もピンキリだし正直どれを選ぶべきかめちゃくちゃ迷いましたが、ポータブル電源を選択するうえでの自分なりの条件を考えてみました。

① 信頼できるメーカーの製品で、保証期間も長ければなお良い

② 安全性と耐久性を考えて「リン酸鉄リチウムイオン電池(LiFePO4)」搭載のモデル

③ 電子レンジやIHクッキングヒーターなどの調理家電も使用可能

④ 持ち運びして使いたいので、出来るだけ重量は軽い方が良い

まずは①についてですが、候補にあがったメーカーは「Jackery」「EcoFlow」「BLUETTI」「JVCケンウッド」「EENOUR」「Anker」といったところでした。

僕が調べた限り上記メーカーはポータブル電源界隈では言わずと知れた超有名どころなので、これらのメーカー製品(OEMを含む)なら信頼性や保証に関しても良さそうです。
(余談ですが、アンカーはポータブル電源というよりもモバイルバッテリーの信頼性が高く有名なメーカーです。)

次に②ですが、以前まではポータブル電源に使われている蓄電池は「三元系リチウム」と言う種類が主流でしたが、最近は「リン酸鉄リチウム」という種類の蓄電池を搭載したモデルがちらほら登場してきました。

「三元系」「リン酸鉄」・・・? 何ですかそれ・・・?って感じなんですが、違いはと言いますと「安全性の高さ」と「充電サイクルの多さ」になります。

しかしながら「リン酸鉄」が良いこと尽くしと言うわけではなく「大きい(重い)」「値段が高い」といったデメリットもあります。

それらマイナス面を踏まえても、やはり「安全第一」と言うことで「リン酸鉄」を選ぶことにしました。

③です。調理家電ってかなり電力食うので、最低でも1000W以上の出力が欲しいところで出来れば2000Wぐらいあればどんな家電でも余裕で使えそうです!

ちなみに以下、我が家の調理家電の消費電力を参考までにどうぞ。

電子レンジ:900W
IHクッキングヒーター:1200W
電気ケトル:1300W

最後に④ですけど、持ち運びできるサイズと重さのポータブル電源ならキャンプや屋外でのDIYなどで何かと便利ですし、上記の条件をクリアーしたうえで出来るだけコンパクトな製品が良いと考えました。

以上4つの条件から最終的に候補にあがった製品は以下のモデルになります。

✓BLUETTI AC200MAX 

容量:2048Wh
出力:2200W(瞬間最大4800W)
重さ:28.1kg

BLUETTIの大容量、高出力ポータブル電源。

これがあればどんな家電でも余裕で使えそうです!

また、専用アプリでBluetooth接続し遠隔操作出来たりと高機能なのは良かったんですけど、ネックになったのは28㎏という重さ・・・、とてもじゃないけど持ち運びは無理です。

車に置きっぱなしにするつもりならこれ一択で良さそうです。

✓EENOUR P2001

容量:2000Wh
出力:2000W(瞬間最大4000W)
重さ:22kg

EENOURは以前から車載冷蔵庫が良さそうだな~と思っていたメーカーだったんですけど、ポータブル電源もリン酸鉄を採用しており、P2001は容量、出力ともに大容量にもかかわらず重量も軽く良さそうだったのでAnkerと最後まで迷いました。

✓Anker 757 Portable Power Station

容量:1229Wh
出力:1500W(瞬間最大2400W)
重さ:19.9kg

最終的にはこれを選んだわけですが、まずはAnkerというメーカーの圧倒的な信頼性。

Anker製品は以前からモバイルバッテリーでお世話になっていたこともあり、その性能においても他のメーカーと比較して頭一つ抜きん出る感じで、自分にとって信頼のおけるメーカーでした。

またこちらの電源は容量と出力が絶妙で、1500Wの出力は調理家電を使うには大きすぎず小さすぎずで程よい性能になってます。

機能的な部分を見ても「充放電サイクル3000回」「UPS機能」「エコモード」「急速充電(1.5時間)」など至れり尽くせりで申し分ありません。

製品保証に関しても、なんと5年間もあります。

しいていえば若干重たいかな~っとも思いましたが、20kgならギリギリ持ち運び出来る範囲内だなと判断し、総合的に考えると自分の使用用途にはベストな選択肢だと判断し今回購入にいたりました。

✓BLUETTI EB70S

容量:716Wh
出力:800W(瞬間最大1400W)
重さ:9.7kg

持ち運びしながら使うにはこれぐらいがベストなサイズだと思いますし、本音を言うと出来れば重量は10kg以下で選びたかったんです。

そういった点ではEB70Sは容量も出力もそこそこあるし、ピッタリのポータブル電源だと言えるでしょう。

ただし調理家電を使うにはちょっと厳しいかも・・・?!(実際に使ってみないと何とも言えませんが・・・?!)

お値段は約7万円とお財布にも優しいので、そんなに大出力を必要としない方やサブ機として使うには良い電源ではないでしょうか。

開封の儀

実は今回、ポータブル電源と一緒にソーラーパネル(Anker 625)も購入しまして、上のダンボールはソーラーパネルの箱になります。

ソーラーパネルに関しては別の記事でレビューしようと思いますのでよろしくお願いいたします。 

ではさっそく開封していきましょう♪

ダンボールを開けてみると中にはビニールでカバーされた化粧箱が出てきました!

これですよこれ!一流メーカーの製品は梱包からしてしっかりしてます。

梱包がしっかりしていると安心感が違いますよね~、中国メーカーもついにここまで来たか~!っと、ついつい関心してしまいましたw

こちらが出てきた化粧箱になります。

普通にカッコイイ箱ですね。

さて、開封していきましょう!

まずは付属品が入った箱が出てきました。

とりあえずはじめて使用する前に100%まで充電してくれと言うことが書いてありました。

本体とご対面!

第一印象は「デザインが近未来的でカッコイイ!」でした。

また、取っ手部分が持ちやすいので想像していたよりも軽く感じました。

こちらは付属品一式になります。

・AC電源ケーブル
・シガーソケット用 DC電源ケーブル
・ソーラーパネル用 XT60 ケーブル
・保管用カバー
・取扱説明書

本体裏のカバーをあけると充電用の入力端子があります。

真ん中の丸いのはリセットボタンで、何かしらの原因で保護機能が働いた際に使うようです。

液晶画面はハッキリ見やすく申し分ありません。(まだ保護フィルムは剥がしてませんでした。)

とりあえず届いた時点では30%しか充電されていなかったので、説明書に従ってコンセントで100%まで充電しようと思います。

本体両サイドは放熱フィンになっています。

フィンの先端部分の色を塗り分けるなど、細かい部分でもデザインのこだわりを感じさせます。

まとめ(レビュー)

これより実際に使ってみた感想になります。

充電速度について

最初に充電についてですが、説明書によると満充電まで1.5時間とのこと。

それが本当ならめちゃくちゃ早いですよね?!

それでは実際に30%から100%になるまでACコンセントで充電してみます。

結果、充電終了までの時間は約70分でした。

これは本当に早い!

ACコンセントでの充電速度に関しては文句の付けようがありませんね。

ちなみに車でシガーソケットからのDC充電だと120Wほど(ACは1000W)の充電になってしまうのでAC充電と比較して約8倍の時間がかかるという計算になります。

調理家電は使えるのか?

続いて今回の課題の1つ「調理家電がちゃんと使えるのか?」と言うことを検証してみました。

まずはパナソニックの電子レンジ(最高出力900W、消費電力1360Wのもの)を試してみました。

結果は・・・

普通に使えました!!やった~♪

ポータブル電源の出力を見ると1450Wあたりだったので「大丈夫かな?」とちょっと心配でしたが、無事に冷蔵庫に入っていたご飯を温めることが出来ました。

続いてタイガーの電気ケトル。

消費電力1300Wとなっております。

はたしてポータブル電源でお湯を沸かすことが出来るのか・・・?!

結果、ばっちりお湯を沸かすことが出来ました~。

湯沸かし時の出力は1520Wあたりを表示していましたが、お湯が沸くまで止まることも無くちゃんと使えました!

これなら車中泊やキャンプで調理家電を使う際にも問題ありませんね。

また動作音に関してですが、調理家電(大出力電気製品)を使う際にはファンが全開で回るので「フォーーーン」っとそれなりにファンノイズが聞こえます。

逆に出力の少さなサーキュレーターやスマホの充電に使うぐらいならファンが回らないので無音でした。

総評

今回は「リン酸鉄ポータブル電源【Anker 757】開封レビュー! 本当に電子レンジは動くのか?!」ということでお届けしましたが、バッチリ動きましたね。

気になっていた重さも実際に使ってみたところ、決して軽くはありませんが普通に車と家で持ち運んで使うことが出来ております。(女性や子供にはちょっと厳しいかもですが)

また実際に使ってみて良かったのは「エコモード」がかなり使えます。

例えば夜など寝る前にスマホの充電をしていても、充電が終わってしばらくすると勝手に出力がオフになってくれるので、朝起きたらポータブル電源の充電がめっちゃ減っていたと言ったトラブルも防げます。

ただしエコモードオンの状態で消費電力が小さすぎる機器をつないだ時は勝手に電源がオフになってしまうので注意が必要ですが、消費電力が小さすぎる機器をつないだ際は液晶画面に出力W数が表示されないのでその場合はエコモードオフにすれば回避できます。

ちなみにハイコーキのサーキュレーター(UF18DSDL)のアダプター(12V 1A)をつないだ時に出力が表示されず勝手に電源が切れてしまいました。(エコモードをオフにすれば普通に使えます)

そんなわけでAnker 757の評価は・・・

★★★★☆ 限りなく★5つに近い星4つ!と言うことでかなり満足度が高い製品でした。

マイナスした部分は「重さ」と「ファン音」です。

とは言っても「重さ」に関しては電子レンジも動かせる高出力なので仕方ないところですし、「ファン音」も出力に合わせて調整してくれるので、高出力家電を使わなければ静かなもんです。

そんなわけで少しでも皆様のポータブル電源選びの参考になれば幸いです。

これから一緒に買ってみたソーラーパネルを試してみるのが楽しみです♪