みなさんどうもこんにちわ~、タイ旅行たのしんでますか~?
タイと言えば旅行者なら必ずおとずれるであろうバンコクですが、メジャーな移動手段をあげてみると・・・
・BTS(バンコクスカイトレイン)
・タクシー
・バイクタクシー(バイタク)
・バス(ローカルバス)
・トゥクトゥク
一般的な旅行者が利用する交通機関はこんなもんでしょうか?!
個人的にこれらの交通機関の中で最もお勧はBTSです。
理由は、運賃が安くて路線も都内の電車にくらべればシンプルで分かりやすく、時刻表などなくても約5~10分の間隔で電車が走っているので外国人にも気軽に利用出来て便利だからです。
BTSならタイにはじめて行く旅行者でも問題なく乗れるでしょう。
また、上にあげた移動手段でBTS以外のものはちょっと難癖あるので利用するには注意が必要です。
その理由をあげると・・・
・タクシー
バンコクのタクシーは、とにかくボッタくりが多くて外国人とみるとほぼメーターを使ってくれません。
また、乗車拒否されることもしばしばあります。
・バイクタクシー
一般的にタクシーよりも料金は安いですがボッタクリもちらほら。
また、行先など伝えるのに言葉が通じなかったりと少しハードルが高いです。
・バス
タイのローカルバスは料金が安いのが魅力ですが、旅行者にはどのバスに乗っていいのか、行先が全く分からなくてハードルが高すぎです。
タイ語がある程度分かる方や、冒険好きのチャレンジャーな方以外は乗らない方が無難でしょう。
・トゥクトゥク
タイ名物のトゥクトゥク(バイクに人が乗れる台車を取付けて改造した車両)ですが、タイに行ったら思い出に1度は乗ってみるべき乗り物です。
しかしバンコクのトゥクトゥクは観光地プライスなことが多く、ぼったくりタクシーと同じか、それ以上の値段を言ってくるので普段使いの移動には向いていません。
これだと「バンコクのお勧め移動手段はBTS一択か!?」となっちゃいますが、BTSだと当然ですが駅のある場所までしか行くことが出来ません・・・。
「目的地は駅からかなり離れてるから仕方なくぼったくりタクシーに乗るしかないのか」と、あきらめていたあなた!
ご安心ください。
タイでお勧めのとっておきの移動手段があります。
それがGrab Bike(グラブバイク)またはグラブタクシーです。
とくにバンコクではGrab Bikeがお勧めで、料金も安く目的地をアプリの地図に入力するだけで運転手と話さなくても目的地まで行けちゃいます。
料金はグラブアプリに自分のクレジットカードを事前に登録しておけばカードから引き落としなので、目的地に着いたらわずらわしい現金の支払いがないので楽ちん快適。
しかもバイクなのでバンコクの鬼のような渋滞も車の間をすり抜けてスイスイ進めちゃいます。
そんな訳でこの記事では、Grabについての説明と、利用する際のメリットとデメリット(注意点)、Grabの利用方法をご説明いたします。
Grab の説明
1度使ってみると超便利なGrabですが、グラブって何だろうという方のためにまずはGrabの説明からはいります。
Grab(グラブ)とは?
Grabとは2012年に設立したグラブタクシーホールディングス(GrabTaxi Holdings Pte Ltd)という現在シンガポールに本社をかまえる会社です。
事業内容は主にアジアに向けた配車サービスを行っています。
Grabが配車サービスを展開している国
・マレーシア
・フィリピン
・シンガポール
・タイ
・ベトナム
・インドネシア
・ミャンマー
・カンボジア
グラブタクシーホールディングスには日本からもHONDAやTOYOTA、ソフトバンクが融資を行っています。
ちなみにタイでは2020年の3月から法改正によりグラブタクシーが正式に運輸省から認められるようになります。
(タイでGrabタクシーにはたくさんお世話になっている僕としては、今まで認められてなかったのが不思議なぐらいです・・・。)
Grabが安全な理由
Grabタクシーは、一見ただの白タクのようにも見えますが、ドライバーは全員面接を受けて採用された正規のドライバーです。
また、Grabの利用者はドライバーの評価が出来るということもあり、乱暴な運転や接客などするドライバーは仕事がなくなってしまうので下手なことは出来ないシステムになっています。
僕も実際にグラブタクシーやグラブバイクを何度も利用したことがありますが、変なドライバーは1度も見たことがありません。
※ネットの情報で、グラブ利用時にトラブルにあったという記事もまれに見かけますが、現地タクシーや白タクのボッタクリなどのトラブルと比較すれば圧倒的に少数と言えるでしょう。
Grab Bikeのメリットとデメリット
とても便利なグラブバイクですがデメリットも少なからずありますのでご注意ください。
メリット
☑ボッタくりがない
グラブアプリで行先を入力すればあらかじめ料金が分かるのでボッタくられる心配がありません。
☑タクシーを捕まえる手間がない
アプリでタクシーを呼ぶとスマホのGPS機能でドライバーがこちらの場所を確認して迎えに来てくれます。
ドライバーの現在地も自分のスマホで確認できます。
☑ドライバーの写真や評価、車種、ナンバーが事前に確認できる
これからどんなドライバーが何の車種で迎えに来るということが分かっていると安心感が違います。
☑クレジットカードで支払い可能
冒頭でも記載しましたが、事前にグラブアプリにクレジットカードを登録しておけば支払いの手間がありません。
☑渋滞でも車ほどの影響はない
こちらも冒頭で記載しましたが、せっかくタクシーに乗ったのに渋滞で全く動かずにイライラした経験はありませんか?
こんな時でもバイクなら渋滞の間をぬって進めるので限られた旅行時間を有効活用することが可能です。
デメリット
☑慣れるまで少し怖い
僕は自分でバイクの運転もするのでそこまで感じないのですが、友達の話を聞くとバイクは怖かったという意見もありました。
☑排気ガスがきつい
バンコクのバスやトラックは真っ黒い排気ガスを出しながら走っている車両も多いので、バイクで近くを通るともろに排気ガスを浴びてしまうリスクがあります。
☑ヘルメット着用
タイでも田舎の方に行けばヘルメットをかぶらなくても大丈夫な雰囲気ですが、バンコクでは必ずヘルメットを渡されるのでかぶらないとなりません。
ヘルメットをかぶるのに抵抗のある方には向いていません。
☑雨が降ったら地獄
バンコクの雨季には突然の大雨が降ったりしますが、そんな時バイクに乗っていたらずぶ濡れです。
雨季のタイではスコールが降ってくるリスクが常にあります。
もし降ってきたら諦めて笑うしかないでしょう(僕は実際に経験しました・・・笑)。
Grab Bikeはこんな方にお勧めです
・1人旅のかた
グラブバイクは1人しか乗れないのでグループ旅行の方は素直にグラブタクシーを手配するか、複数のバイクを手配する必要があります。
・お金を節約したい
グラブバイクはメータータクシーよりも安いしコスパ抜群です。
・渋滞は嫌い
渋滞が好きな人はいないと思いますが、渋滞中だと車より圧倒的に早く目的地に行けます。
・シムフリーのスマホを持っている
グラブタクシーを利用するにはシムフリーのスマホ、またはレンタルWifiなど現地で通信できる環境が必要です。
・バイクに抵抗がない
バイクは車と違ってヘルメットをかぶらないといけませんし、時には雨や排気ガスをあびてしまう可能性もあるので万人向けではありません。
Grab Bikeの利用方法
グラブを利用するにはスマホからアプリをダウンロードする必要があります。
Grab App ダウンロードリンク
Grab Appをダウンロードしたらインストールして登録しましょう。
※ここで注意したいことが3点あります。
・登録のさいにGrabから認証用のSMSが届くので、必ずSMSが受信できる環境で登録する必要があります。
旅先で登録するさいは、現地でSMSが受信できないと登録できないのでご注意ください。
・クレジットカードの登録はGrabが利用できる国でしか行うことが出来ません。
残念ながら日本でクレジットカードを登録する事は出来ないので、現地に到着してから登録してください。(ちなみに僕はドンムアン空港に到着したら登録出来ました。)
・クレジットカードを登録するとセキュリティーのため6桁のピンコードが必要になるので忘れないようにメモするなりしてください。
なお、クレジットカードを登録しなくても現金での利用は可能です。
実際に利用してみよう
Grab Appを開いてTransportを選ぶと以下の写真のように現在位置の地図が出てきます。
乗車場所の確認
地図の青いピンの場所がピックアップポイントになります。
最初はGPSで自分の居場所がセットされていますが、任意の位置に変更する事も可能で、青い丸で囲った部分が住所になります。
行先の設定
赤丸でかこった部分が行先の住所、入力欄になります。
タップすると以下の画面になるので住所を入力するか地図から行先を選択しましょう。
車両と支払い方法の選択
行先(目的地)の選択が終わったら次に車両と支払い方法を選択しましょう。
選択できる車両は地域によって違います。
利用できる車両が表示されますので、選択しましょう。
クレジットカードで支払う際は「Cash(現金)」の部分を登録したカードに変更してください。
全て選択完了し、料金を確認したら「Book」を押すと手配完了で、ドライバーを探しはじめます。
※間違って「Book」を押してしまったさいはすぐにキャンセルを押せばキャンセルする事が出来ますが、出来るだけ間違えないよう入力してください。
車種とドライバーを確認しよう
近くのドライバーが見つかると通知が来ますので、顔写真と名前、評価や車種とナンバーが確認できます。
問題無ければ迎えに来るのを待ちましょう。
地図に到着までの目安時間と位置が表示されるので、ドライバーが近くまで来たら分かりやすい場所で待ちましょう。
車両が到着したら必ず車種とナンバー、ドライバーの写真を確認し間違いなければ乗り込みましょう。
支払い
カード払いの場合は目的地に到着したら挨拶をして、そのまま降りてしまってOKです。
現金の場合は出来るだけお釣りが無いように小銭を持っていた方が無難です。
チップに関して
特にチップはあげなくても大丈夫ですが、僕は細かいお金があれば20~30バーツほど気持ち程度ですがあげるようにしています。
まとめ
今回は「【タイ旅行】バンコクの渋滞もこれで回避、Grabバイクが超便利!お勧めの移動手段です」という内容でお届けしましたがいかがだったでしょうか?
僕はタイ旅行でグラブバイクの便利さを知ってからと言うもの、近場の移動には毎回利用しています。
たまにトラックやバイクの排気ガスをもろに浴びてしまったり、スコールが降ってきてずぶ濡れになってしまったりとハプニングはありましたが、それ以上に安さと抜群の機動性が魅力的です。
みなさんもタイ旅行に行ったさいはGrab Bikeをぜひ使ってみてはいかがでしょうか?
とくに1人旅の方にはお勧めです。
それではみなさん、良い旅を!