どーも~!久々に水槽を立ち上げてみたNoriでーす♪

前回の記事「テトラ EXパワーフィルターVX-75水槽セット レビュー 異音がする!?」にて水槽とパワーフィルターのセットをレビューしましたが、最近になって立ち上げた水槽がようやく落ち着いてきましたので紹介していきます。

ちなみに今回僕が目指しているアクアテラリウムのコンセプトは以下のとおりです。

✔ 水草が映える水槽にする
✔ 節約と出来るだけメンテナンスを楽にしたいのでヒーターは使わない
✔ ベットのすぐ隣に水槽を設置するので静かな水槽に
したい

ざっくりとこんな感じですが一番悩んだのはヒーターを使わないということで、そうなってくると飼育できる生体はかなり限られてしまいます。

いわゆる熱帯魚と言われているたぐいの大半は日本の冬にヒーターなしで飼育する事は不可能です。

しかしながら日本古来の品種やごく一部の品種は比較的寒さに強い生体もいるのでその中から僕が今回飼育する候補にあがった生体は以下になります。

  • 金魚
  • ベタ
  • イモリ
  • メダカ
  • エビ

まず金魚ですが綺麗でかわいい種類がおおいのでとても魅力的だったんですが、水草が映える水槽を目指すとなると水草を食べてしまったり引っこ抜いてしまうそうです。

僕はとくにピンポンパールの見た目が可愛くて気に入ったので飼ってみたかったんですが、以前からお世話になっている土浦観賞魚の店員さんに聞いてみても水草が映える水槽を目指すのに金魚は難しいとのことだったので断念しました。

次にベタもフワフワとした綺麗な模様のヒレが特徴的でアクアリウムには人気の魚ですよね。

そんなベタも水温が18度ぐらいまでなら飼育できるので室内に水槽を設置する場合ならギリギリヒーターなしでも飼育できそうです。

しかしながらベタは気性が荒く縄張り意識が強いので1匹で飼育する分には問題ありませんが、ほかの魚と混泳させるとなると相性問題もあり難しいので今回はパスということになりました。

続いて4本足でよちよちと泳ぐ(歩く)姿が可愛いイモリですが、アカハライモリ(日本イモリ)はヒーターがなくても飼育可能かつ水中での生活を好むようなので水草との相性はどうなんだろうと考えてみました。

そんな水中生活を好むアカハライモリでもたまには陸地で休憩する(個体差もありずっと水中にいる個体もあるようです)ようなので、飼育するとなったら若干でも陸地部分を作ってあげないと可哀想なかんじです。

そうなってくるとアクアテラリウムのように水辺と陸地を作ってあげる必要が出てきてしまうので難易度も高くなってしまいそうです。

いつかはアクアテラリウムにも挑戦してみたいなと思いつつ今回はパスということにしました。

そして今回の本命!メダカとエビちゃんです♪

どちらも低水温に強くヒーターなしでも飼育することが可能だし混泳も可能です。

最初はメダカあたりだと観賞魚としてちょっとつまらないかなとも思いましたが、調べてみたらビックリ仰天とんでもありませんでした。

昔僕がアクアリウムにハマっていた時代(10年以上前)にはまだいなかったと思うんですけど、今は品種改良によって熱帯魚にも負けないぐらい綺麗な種類のメダカがたくさん居るんですね!

またエビに関してですが水質にはちょっとうるさいという側面もあるものの、藻や魚のエサの食べ残しを食べてくれる水槽のお掃除屋さんとしても優秀なので水草水槽にはもってこいの住人になってくれるはずです?!

そんなことで久々の水槽立ち上げには水草とメダカとエビのコラボレーションで挑戦することに決定しました。

❢この記事の内容❢
✅水槽立ち上げ準備
✅メダカ、エビ、水草の紹介
✅便利だったアクアリウムグッツ紹介
✅まとめ

水槽立ち上げ準備

まずはガラス水槽にバックスクリーンの貼り付けです。

僕はいつも市販のバックスクリーンは使わずホームセンターなどで切り売りしているカッティングシートを貼り付けてしまいます。

やはり水槽の裏側が見えてしまうとちょっと間抜けな感じになってしまうので(あくまでも僕の私感です)お魚や水草が映える黒いシートを貼りつけます。

カッティングシートのバックフィルムをはがしながら接着面に霧吹きで水と中性洗剤をまぜたものを吹きかけていきます。

いわゆる「みずばり」ってやつですね。

これの良いところは万が一失敗してもやり直しがきくし位置の調整も貼りながら出来るところですね。

自信があれば一発決めで貼ってみても良いでしょうけど、難易度が高く失敗するリスクも上がりますのでお気を付けください。

水槽のガラス側にもたっぷり霧吹きしてカッティングシートを貼り付け位置決めしたらカッティングシートの表面にも霧吹きしてからスクレーパーにキッチンペーパーをあてて水分を抜いて行きます。

この時接着面を確認しながら水を抜いていきホコリやゴミなど入っていないたら取り除いておきましょう。

全て水分や空気がぬけたら余った余分なシートをカッターでカットすれば終了です。

後々バックスクリーンを変更する予定がなければこの方法で最初にバックスクリーンを貼ってしまった方がメンテナンスも楽だしお勧めです。

次に水草を植えるので土は必須アイテムです。

今回選んだのはジェックスのピュアソイル ブラックです。

この土は洗わずそのまま使えるとの事なのでめっちゃ楽です(笑)

ソイルを一面に敷き詰めましたが60cm水槽で2kg×3袋だと水草を植えるにはちょっと少なかったので急遽ホームセンターに行ってもう1袋追加で購入してきて計4袋(8kg)使用しました。

次に買ってきた流木を眺めながらどんな感じでレイアウトするかウキウキしながら考えます(笑)

この後おこる惨事も知らずに・・・?!

あーじゃないこーじゃないと配置を考えて悩む事小一時間。

この時間がほんと楽しいんですけどデザインセンスとか全くない僕には流木選びの時点ですでに間違っているような気がしてならないです?!(笑)

そんなこんなで配置も決まって水草も植えてみていざ進水式です!

しかーしこの時僕は大切なことを忘れていたことに気が付いていませんでした。

水を入れていったら流木が浮き上がって水草は抜けるわでもうメチャクチャになってしまいました・・・(汗)

「そうだー!流木のあく抜き忘れてたー!!」

そんなことでまた流木と水草を水槽から全部出して流木のあく抜きからやり直しました。

いや~しかし一番大きな流木は5回ナベで煮て10日ぐらいバケツの中に沈めておいてやっとのことで沈んでくれました。

しかし思ったよりも水が濁らなくて3日後ぐらいには透明感のある水槽になってくれたのには驚きました。

これはもしかしたらジェックスのピュアソイル ブラック による浄化作用なのか?!

水槽立ち上げから約2週間後には流木も沈んでこんな感じで落ち着いております。

メダカ、エビ、水草の紹介

青メダカ

今回の水槽を立ち上げてから1週間後にパイロットフィッシュとして導入した青メダカ。

購入は値段もお手頃で生体の種類も豊富なアクア・ペットショップ「かねだい 我孫子店」です。

白メダカと非常に似ていますが比べてみると若干青っぽい気もしたんですが、あんまりわかりませんでした(笑)

買ってきたのは10匹入りの袋だったんですが、既に弱っていたのかお店から約40分で自宅に戻った時には5匹が☆になっていました。

その後も水合わせ中に1匹☆に・・・水槽に移してからまた1匹☆に・・・次の日の朝にも1匹☆に・・・結局買ってきた次の日まで生きていたのは2匹だけになっていましたが、その2匹は現在も元気にしています。

魔王 メダカ

こちらは背中のラインが青く光ってとても綺麗なメダカちゃん。その名も「魔王」カッコイイ名前ですね!(笑)

水槽を立ち上げてから2週間後に土浦観賞魚さんに水草を買いに行ったときに発見し、一目惚れして衝動買いしてしまいました。

写真だと魔王の美しさを100%伝えるのは無理ですけど、こんなに綺麗なメダカっているんですね!「下手したら熱帯魚よりも綺麗なんじゃ?」って思っちゃうぐらいです。

ちなみに土浦観賞魚さんから自宅までは約1時間。ふと青メダカの悪夢がふと頭をよぎります。

しかし魔王は家に到着してすぐに確認すると全て元気で、しかも10匹購入したはずだったのに何匹かオマケしてくれていたみたいです。

いや~ホッとしたし嬉しいサプライズでした。

やはり生体はちゃんと管理の行き届いたプロショップで購入した方が良さそうです。

ヤマトヌマエビ

水槽のお掃除屋さんとしても定番のヤマトヌマエビです。

アップで見てみるとフン?が凄いですね~。

こちらのエビちゃんは青メダカと一緒に袋入りの10匹で買ってきたんですが、まだ藻がないのでエサが足りないのかウィローモスがエサになっちゃっております。

せっかく苦労して流木にウィローモスをくくり付けたのに日に日に食べられてはげていくではありませんか!こりゃ参った・・・。

藻が発生していない水槽にヤマトヌマエビ10匹は多すぎたのかもです・・・?

ミナミヌマエビにしておけば良かったかなとちょっと後悔です。

続いて水草ですね。

これらの水草は「かねだい」で購入して来ました。

左下に写っているサルビニア・ククラータだけは浮草になります。(もしかしたらメダカが卵産むかも?と思って買ってみました)

こちらは土浦観賞魚さんで購入した水草です。

背丈が低いので前景用の水草として購入しました。

ニューラージ パールグラス

僕は大きな水草よりもこういった小さな水草の方が可愛くて好きなんですよね~。

店員さんに確認したところCO2がなくても比較的元気に育ってくれるようなので今後の成長が楽しみです。

エキノドルス テネルス ブロードリーフ

先っちょにポコンと丸い実?みたいなものが付いてて可愛らしい水草です。

この水草も比較的強いそうなのでふさふさの緑のじゅうたんになってくれたら良いなと願いつつ成長を見守っております(笑)

アルテナンテラ リラキラ

オレンジと緑の葉っぱが特徴的な水草。

水に入れる前はもっと赤っぽく見えたんですけどオレンジに見えるのは照明の具合かな?!

レッドグラス

その名のとおり真っ赤な水草でとても綺麗。

しかし状態を維持するのは難しいらしく、果たしていつまで綺麗な状態を保ってくれるのだろうか?

11月30日追記
こちらのレッドグラスはCO2添加しても全く成長しなかったのでおかしいなと思い調べたところ水草ではなかったことが判明しました。

こちらに水草と一緒に売っているけど水草ではなくて水中では育たない水草もどきについて記事にしました。

みなさんも水草と間違って買ってしまわないようにお気を付けください。

ハイグロシアメンシス

ワカメみたいな葉っぱの水草。

今回購入した水草の中では1番背が高い水草になります。

アヌビアスナナ

アクアリウムでは定番中の定番の水草 アヌビアスナナ。

今回は流木にくくり付けて活着を狙ってみました!

ナナは成長が遅いので葉にコケが付きやすいのがたまに疵ですが、タフな生命力と丈夫さはピカ一の水草です。

便利だったアクアリウムグッツ紹介

まずは100円ショップで売っているお勧めのアクアリウムに役立つ便利グッツの紹介です。

左からセリアで購入した・網2種類・水シャク・園芸用カットビニールタイ

ダイソーで購入した・ジャンボスポイト・カルキ抜きです。

網については今更何も言うことがありませんけど特に小さい網は小回りが利いて何気に便利です。

次に水シャクは魚をすくったり水替えのときに使ったりと持っていればとても重宝します。

園芸用カットビニールタイはウィローモスなど石や流木に巻き付ける時に使ったり配線をまとめるのに使ったりと色々な使い道があってお勧めです。

ジャンボスポイトは水槽の底沈んでいる小さなゴミを吸ったりとちょっとした掃除にうってつけです。

最後にカルキ抜きですが今は100円で買えてしまうんですね!便利な時代になったもんだ(笑)

これら全て購入しても600円ですので100円ショップで見かけたら是非購入してみて下さいね。

次は100均グッツではありませんが水替えの便利グッツで100円じゃ絶対にありえないクオリティーの「水作 プロホース エクストラ」です。

極端な話100円ショップでも代用品はありますが、専用品はソイルの中のゴミの掃除が簡単にできたり水量が調整出来たりとちゃんと考えられています。

水替えはアクアリウムをするにあたって定期的に必ずやらなければならない作業になりますし出来るだけ使い勝手が良いものを購入しておいた方が良いですよ。

まとめ

今回は「魔王メダカと水草の水槽立ち上げ♪便利だったアクアリウムグッツなど紹介」ということでお届けいたしました。

久々の水槽立ち上げと言うこともあって流木のあく抜きもせずに水槽に設置したら見事に浮いてしまったり波乱万丈ありましたが立ち上げから約2週間たった現在は水槽もかなり落ち着いてきて魔王メダカも元気いっぱいに泳いでおります。

あとは水草が美味い具合に成長してくれれば嬉しい限りなんですけど今のところCO2は使っていませんし照明も水草用ではなくアマゾンでポチっためっちゃ安い中華製LEDライトを使っているのでどうだかなと?

とりあえず今月中はしばらく様子見でどんな感じで水草が育って行くか観察していこうと思っておりますが今後水草の育ち具合によっては大リニューアルする可能性があるかもしれません。

またメダカは繁殖するかもしれないので、その辺も楽しみです!

今後も何か進展があればご報告させていただきますのでよろしくお願いします。