日本からのアクセスも抜群の海外旅行先で人気のアジアですが、国によっては治安がちょっと心配なところも・・・

まだ海外に慣れていない一人旅の方や、女性だけのグループだと、やはり治安が良い国に行くのが無難です。

と言う訳で、今回は一人旅でも安心の比較的治安が良く、観光スポットも盛りだくさん、アジアでお勧めの旅行先ベスト5を紹介します。

第5位 ベトナム

撮影 sekaitanken.com

正式にはベトナム社会主義共和国と言います。最も観光客に人気のエリアは国の北に位置する首都のハノイ、南に位置するホーチミンです。

ベトナムってどんな国?

・位置
南シナ海に面し、インドシナ半島の東に位置する。南北に細長くタツノオトシゴの様な形が特徴

・気候
熱帯モンスーン気候、11~4月乾季、5~10月雨季
日本と比べれば年間を通して温かいが南北で気温の差があるので注意が必要

・代表的な観光スポット
タンロン遺跡、タンロン水上人形劇場 、ハロン湾 、ナイトマーケット、
ベンタイン市場、 戦争証跡博物館 、など

・主なグルメ
フォー(米粉の麺、ベトナムのラーメン)、ヌムクオン(生春巻き)
ベトナムコーヒー(練乳入りのアイスコーヒー)、 バインセオ(ベトナム風お好み焼き)、 バインミー(ベトナム風サンドウイッチ)など

ベトナムの印象

北のハノイと南のホーチミンでは印象がちょっと違って、ハノイは社会主義の影響が強かったためか、少し硬いイメージ。

逆にホーチミンは夜の歓楽街などきらびやかな部分もあって賑やかな印象です。

過去フランス領っだった時代の文化的な建造物や、ハロン湾など壮大な自然を堪能し、市場でショッピングなんかもお勧めです。

治安面も比較的安心で、一人で旅をしていてもそこまで危険を感じる場面はありませんでしたが、ぼったくりには細心の注意を払うべきです。

・値段は必ず事前に確認!
・値段交渉の際は、メモ帳に値段を書いてもらう!

上記2点を守れば、ぼったくり被害にあう確率もグンと下がります。

第4位 カンボジア

撮影 sekaitanken.com

正式名称はカンボジア王国。アンコールワットをはじめとする世界遺産アンコール遺跡群は必見!

カンボジアってどんな国?

・位置
西にタイ、東にベトナム、北にラオスの国境がありインドシナ半島の中心に位置する

・気候
熱帯モンスーン気候、11~4月乾季、5~10月雨季
年間を通して高温多湿、雨季のスコールは短時間の間ですが、バケツをひっくり返したような雨が降ることも

・代表的な観光スポット
アンコール遺跡群、シェムリアップのナイトマーケット、プレアヴィヒア寺院など

・主なグルメ
ヌンパン(カンボジア風サンドウィッチ)、アモック(ココナッツカレー) 、クイティウ(米粉麺のラーメン)、オンソームチェーク(カンボジアのチマキ)など

カンボジアの印象

カンボジアを訪れる観光客全てが目指すであろう目的地、アンコールワットをはじめとするアンコール遺跡群は必見!

壮大で神秘的な遺跡群を訪れると、まるで映画「インディージョーンズ」や有名ゲームの「アンチャーテッド」の世界に迷い込んだ様な不思議な気分にさせられます。

定番の観光スタイルはシェムリアップに宿をとりトゥクトゥクをチャーターして日中は遺跡巡り、夜はシェムリアップの町を探索したり、ナイトマーケットでショッピングやマッサージといった感じです。

治安面でも、私は一人で行動していても特に危険な場面に遭遇したことはありませんが、スリやひったくり被害が出ているようなので用心するに越したことはないでしょう。

第3位 香港・マカオ

撮影 sekaitanken.com

香港とマカオはぜひセットで訪れてほしい国。香港で100万ドルの夜景と、マカオで豪華ホテルのカジノに世界遺産を満喫しよう!

香港・マカオってどんな国?

・位置
中国の南東、南シナ海に面し香港からマカオへは西に約60km

・気候
亜熱帯気候、12月~2月の間は気温15℃位に下がるので肌寒いが、平均的に日本と比べて温かい。夏の時期は降水量が多くなります。

・代表的な観光スポット
~香港~
ヴィクトリア ピーク、ナイトマーケット、アベニュー オブ スターズなど
~マカオ~
各カジノ群、各世界遺産群、マーコミュウ、マカオタワーなど

・主なグルメ
飲茶、小籠包、ちまき、ワンタン麺、水餃子、ガイダンジャイ(見た目が大仏の頭みたいなスィーツ)など

香港、マカオの印象

香港に行った際は見どころが沢山あってどこに行こうか迷ってしまいますが、ぜひ一度はヴィクトリア ピークに行きましょう。昼のヴィクトリア ピークもそれなりに良いですけど、お勧めは夜。香港の夜景を山の上から一望出来て感動する事間違いありません。

マカオは世界遺産、豪華カジノに西洋とアジア、モダンとクラシックがミックスした不思議な国。狭い地域に見どころを凝縮した、まさにTHE観光地と言った感じの国です。またカジノなどあちこちでイベントやショーが楽しめるので適当にぶらぶらしてるだけでも楽しめちゃいます。

治安に関しても両国ともに全く危ないと感じたことはありません。一人旅でも安心して楽しめるのでお勧めです。ただし観光地全般どこにでもスリなどがいると思って警戒心だけは持って行動してください。

第2位 タイ

撮影 sekaitanken.com

第二位は、微笑みの国タイ。旅行先として不動の人気を誇る、エンタメからビーリゾートまで全てが魅力的な国。

タイってどんな国?

・位置
西にビルマ、北にラオス、東にカンボジアと接して、インドシナ半島の中心、南にはタイランド湾がある

・気候
熱帯モンスーン気候、一年を通して日本の夏の様な気候で 高温多湿 、平均気温が25℃~31℃、5~11月は雨が多く降る。4月5月が最も熱く40℃付近まで気温が上がる

・代表的な観光スポット
アユタヤ遺跡群、カレン族(首長族)の村 、パトンビーチなど数々のビーチリゾート、カオサン通り、寺院巡り、水上マーケット、ナイトライフなど

・主なグルメ
トムヤムクン(タイスープ料理)、パッタイ(タイの焼きそば)、カオマンガイ(鶏肉ぶっかけ飯)、ガパオライス(ピリ辛ひき肉炒めとライス)、プーパッポンカレー(カニのココナッツカレー)、パイナップルチャーハンなど

タイの印象

近代的な都市、首都バンコクを中心に、ビーチリゾートとキングストリートで有名なパタヤなど旅行者にとって選びきれない程数々の観光地が存在します。

タイのお勧め観光地についてはこちらの記事も参考にしてください。

<タイバンコクから日帰りで行けるお勧めの定番ツアー8選【現地ツアーってどこで申し込めるの?】>

治安についても一人旅で危険な場面に遭遇したことはありませんが、タクシーのぼったくりは日常茶飯事です。メーターを使わないタクシーは全てぼったくりなので、乗らないようにしましょう。
また、街中などで話しかけてくる人には警戒してください。

第1位 台湾

撮影 sekaitanken.com

栄えある第一位に輝いたのは台湾です。日本からとても近く魅力的な観光スポットも多数あり、台湾グルメやマッサージなども人気です。

台湾ってどんな国?

・位置
日本から南西に約2,200kmに位置し、日本の石垣島から西に300km

・気候
台北は亜熱帯、台南は熱帯地域になります。一年を通して日本よりも温かく過ごしやすい気候ですが、12月~2月は若干肌寒くなりますので上着やコートが必要になる日もあります。

・代表的な観光スポット
九分、各夜市、淡水、忠烈祠(ヂョンレイツー)、永康街(ヨンカンジェ )、国立故宮博物院、台北101、など

・主なグルメ
小籠包、タピオカミルクティー、巨大鶏唐揚げ、胡椒餅、牛肉麺、マンゴーかき氷、ルーロウファン(魯肉飯)、 揚げパン(油條)、 豆乳スープ など

台湾の印象

とにかく人々が優しく温かい。3.11、東日本大震災時も多大な義援金を送ってくださった親日国。と言う事もあり日本人にとってはとても居心地の良い国。

歴史的にも日本と深くかかわっていた事もあるせいか、久しぶりに故郷へ里帰りした時の様な、どことなく懐かしさを感じてしまいます。

九分など不思議な魅力にあふれた魅力的な観光地も多く、見どころ満載。
観光、グルメ、エンターテインメント、どれをとっても満足度は高い。

また、成田から台北までフライト時間が約3時間半という近さなので一泊二日でも旅行できてしまう気軽さも魅力。

治安面でも日本と変わらないと言っても良いほどで、一人旅でも最低限の注意だけは怠らなければ問題ありません。

まとめ

「アジア旅行、一人旅でも大丈夫!?お勧めの比較的治安がいい国、ベスト5まとめ」いかがだったでしょうか?アジアの国々は魅力でいっぱいです。しかし、これらに挙げた国々でも油断は禁物です。常に、「ここは日本とは違う海外なんだ」という意識をもって犯罪にはくれぐれも気を付けて楽しく旅行してください。

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