撮影 sekaitanken.com  ワットヤイチャイモンコン、涅槃仏

せっかく旅行に行ったからには思う存分、現地の文化や観光を満喫したいですよね。「飛行機とホテルだけ予約したけど全て自力で観光する自信がない」といった方や「さくっとお手軽に観光したい」という方にもお勧めなのが現地ツアーに参加しちゃうことです。

では微笑みの国タイ、首都バンコクから日帰りで行けるツアーで行くべき定番スポットをまとめてみました。

アユタヤ遺跡巡り

撮影 seksitsnken.com ワット ロカヤスタ、涅槃仏像

アユタヤはバンコクから北に約80kmほどの場所に位置し、アユタヤ歴史公園として世界遺産にも登録された数々の壮大な遺跡群を見学する事が出来ます。

アユタヤはこんなところ

アユタヤに点在する遺跡群はアユタヤ王朝の時代(1351年から約417年もの間繁栄した、日本史だと室町時代から江戸時代中期にかけて)に建造され1767年に戦争によりビルマ軍に破壊されましたが、残された遺跡群の神秘的な美しさと、戦争による痛ましさを同時に感じる事が出来る、タイ旅行に行ったらぜひ訪れてほしい定番スポットです。

水上マーケット

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タイと言えば水上マーケットを連想する方も多いのではないでしょうか?かつてタイでは「東洋のベニス」と言われるほどに水路中心の町づくりを行っていました。そのなごりで今でもタイには大小さまざまな水上マーケットが存在しています。

水上マーケットはこんなところ

観光地として有名な水上マーケットは以下の3大水上マーケットになります。

ダムヌンサドゥアック水上マーケット
午前中だけの営業だが、多くの観光客でにぎわう人気の定番マーケット。

アンパワー水上マーケット
週末がメインの外国人観光客はもちろん地元のタイ人にも人気です。

アユタヤ水上マーケット
アユタヤに2010年、新しくオープンした水上マーケット。ほかのマーケットと比べると観光客を意識したおしゃれな雰囲気。

観光客は船に乗って様々なお店に案内してもらえます。主に、服やTシャツなど定番のお土産屋さんから、絵や彫刻などの伝統工芸、またタイフードなど飲食店なんかもあります。
ゆったりと船に乗って昔ながらのタイ人の生活文化や風習を楽むのもおつなものですね。

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【ワンポイントアドバイス】
どこの水上マーケットのでも売り子が提示する値段はびっくりするほど高いです。頑張って値切ったとしても相場より高く買わされることが多いので、後でまた同じ商品を見つけてぼったくられた事に気付きガッカリなんて事にならないように、よほどの掘り出し物でも見つけない限りは、ほかで購入するのが無難です。買い物をしなくても雰囲気だけで十分に楽しむことが出来ますので、水上マーケットでは見学のみに徹するのが無難です。

・ニューハーフショー

もはやタイの名物と言っても過言では無いニューハーフですが、そのニューハーフさん達の頂点に立つトップクラスのオカマさん達によるショーがかなり熱いです!
バンコクで特に有名なのは カリプソ・キャバレー・バンコクという所で講演しているニューハーフショーで、とにかくショーのレベルが高いのが特徴です。歌ありダンスありコントありとお客さんをたっぷり楽しませてくれます。
タイに行っても、まだニューハーフショーを見たことのない方は是非一度、彼女たちのステージを見に行ってはいかがでしょうか。

公演は毎日2回
時間 ・20:15~ ・21:45~

料金
ショーのみ 大人1,200バーツ、子供600バーツ 
ショー&タイ舞踊夕食セット 大人2,000バーツ、子供1,200バーツ
(公式サイトより)

【ワンポイントアドバイス】
ショーを見に行く際は、直接カリプソ・キャバレー・バンコクへ行っても良いのですが、現地旅行会社で前売り券を買っておくと若干お安くなるので事前にチケットを購入しておくことをお勧めします。

・バンコク3大寺院めぐり

タイバンコクの3大寺院とは「ワット・プラケオ」「ワット・ポー」「ワット・アルン」の事をさします。
とりあえずバンコクに行ったら何も言わずに行って来いと言える定番中の定番観光スポットです。
こちらはアユタヤ遺跡とは一味違って戦争で壊さた痕跡もなくとても綺麗な建造物になります。どれもこれもきらびやかな装飾が施されており南国特有の奇抜なデザインで訪れた人々の目を奪う作りが特徴です。

3大寺院はこんなところ

ワット・プラケオ
別名「エメラルド寺院」とも呼ばれており、寺内部には神秘的なエメラルドグリーンの仏像が祭られています。

ワット・ポー
誰も1度は写真やテレビで見たことがあるであろう有名な寝釈迦仏が祭られている寺院。なんとその寝釈迦仏、全長46mと巨大で黄金に輝くその姿は圧巻そのもの。

ワット・アルン
こちらの寺院は中央の巨大な塔の周りに4つの塔がまわりを囲んでいて、まるで太古の神殿のような神秘的な構造になっています。また上記2つの寺院とは違って色が白ベースであるのも特徴です。とくに夜のライトアップされた姿は幻想的でお勧めです。

エレファントライディング

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タイと言えば像!像と言えばタイ!それほどタイは像が有名です。せっかくタイに行ったら一度は像に乗ってみましょう。
実際近くで見るとすごい迫力で、いざ乗ってみるととても高くてよい眺めです。乗り心地に関してはかなり悪い(笑)ですが、とても楽しい経験ができますよ。
エレファントライディングは各種ツアーにセットで組み込まれている事が多いので是非挑戦してみてください。

メークロン線路市場

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こちらもテレビなどで頻繁に放送されて有名な市場です。線路の上に市場が開かれていますが、電車が来ると急いで商品やテントをかたずけて電車はテントの間ぎりぎりのスペースで走行していきます。
日本では絶対にありえない光景ですね。
なぜこんなに危険な場所で市場を開いてるんだろうと言うと、貧しい人々が勝手に国有地の線路の周りに家を建てて住みつき、物を売っているんだそうです。俗に言うスラム街に出来た市場がメディアにとりあげられて有名になり観光地化したようです。
こちらのメークロン線路市場も現地ツアーに組み込まれていることが多いので参加してみるとおもしろいでしょう。

【ワンポイントアドバイス】
こちらの市場で電車が通るところを見られるかは運しだいになります。現地の方でも電車がいつ来るのか分からないらしく、実際に私は3回目に訪れた時にやっと見る事ができました。

チャオプラヤー川クルーズツアー

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バンコクには様々な種類のクルーズツアーがあります。とくに夜のチャオプラヤー川クルーズツアーはお勧めで、バンコクのライトアップされた寺院など幻想的でロマンチックな夜景を船上から眺めることが出来ます。また様々なプランの中にはビュッフェでディナー付きのものやバンドの生演奏がセットになっていたりとリッチな気分になれるクルーズがリーズナブルな値段で味わえちゃいます。

カンチャナブリ(戦場に架ける橋)

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カンチャナブリはこんなところ

映画「戦場に架ける橋」で有名なカンチャナブリ。歴史的にも日本が大きく関わっており、写真のクワイ河橋は旧日本軍鉄道隊指揮の下、建設されたものである。また橋のそばでは戦争博物館や連合軍戦没者共同墓地など見学することが出来ます。
カンチャナブリのツアーではクワイ河橋周辺のスポットを散策して実際に泰緬鉄道に乗車する事が出来るものがお勧めです。

現地ツアーはどこで申し込めるの?

バンコクの観光地にはたくさんの旅行会社が現地ツアーを企画していますので、現地で申し込むのが安くてお勧めです。もし現地のツアー会社がどこにあるか分からなかったらホテルで聞いてみてください。ホテルによっては現地ツアーを申し込める場合もあるので値段が高くなければホテルで申し込んでしまうのも有りです。

【ワンポイントアドバイス】
バックパッカーの聖地「カオサン通り」付近にはたくさんの旅行会社があり競争も激しいので交渉しだいでは安く現地ツアーに参加できちゃう時がありますので、観光でカオサン通りに行ったついでに現地ツアーを申し込んじゃうのも手ですよ。