皆さんは旅行に行く際は三脚を持って行きますか?

綺麗な写真を撮るには三脚が必需品だってことは分かるんだけど、重いしスペース的にも厳しいからカメラとレンズだけ持って行くよ。」という方も多いんじゃないでしょうか。

そんな貴方、ちょっと待ってください。

少し性能は犠牲になちゃいますが、小さく少スペースにも収納可能で軽いトラベル三脚を選択肢に入れてみてはどうでしょう?

メイン三脚とは別に旅行用としてアクティブに持ち運び出来る三脚を1つ持っていると非常に便利ですよ!

っと言う訳で、この度は「Velbon ULTREK UT-3AR」を購入してみましたので、開封レビューいたします。

~記事の内容~
☑Velbon ULTREK UT-3ARを購入した経緯
・旅行用三脚の条件
・候補は、Velbon UT-3AR と CUBEだった
☑UT-3AR 開封の儀
☑総評
☑2020年2月16日追記、5ヵ月間使用しての感想

Velbon ULTREK UT-3ARを購入した経緯

僕は普通のサラリーマンなんですが、海外旅行が大好きでちょこちょこと旅行に出かけています。

その際はLCC(格安航空会社)を利用するパターンが圧倒的に多いのですが、LCCと言うと各航空会社によって多少の違いはありますが、機内持ち込み荷物は7kgまでといった制限付きの会社がほとんどです。

そんな訳で、せっかく安さが売りのLCCなのに追加料金を払って荷物を預けるのもばかばかしいし、持って行く荷物は最低限だけに絞っていました。

もちろん三脚も持って行くリストからは外していたのです。

しかし、ここぞという場面で良い写真が撮れなかったりすると「三脚があったら良かったのに・・・」と後悔する場面が多々ありました。

そういったわけで旅行用に三脚を購入することに決めたのでした。

~旅行用三脚の条件~

今回、旅行用三脚の購入条件は3つありました。

① 軽い事
具体的には1kg未満で、軽ければ軽いほど良い

② 収納時に小さくなる事
具体的には30cm以内にたたまり、小さなバッグにも入るもの

③ 実用レベルである事
いくら軽くて小さいとは言え、おもちゃみたいで使えなそうな物は×、あくまでも実用可能レベルの物

これらの条件に照らし合わせて選んだ候補は以下の物です。

~候補は、Velbon UT-3AR と CUBEだった~

どちらともベルボンと言うメーカーですが、日本の三脚専門メーカーなので安心感と信頼性は抜群です。

では続いてUT-3ARCUBEのスペックを比較してみましょう。

基本情報UT-3AR CUBE
段数5 段8 段
雲台
雲台タイプ自由 
積載重量(耐荷重)1.5 kg0.4 kg
素材 マグネシウム
(雲台/ボディ)
脚ロック方式ウルトラロック式新ダボ式
石突種類ゴム石突ゴム石突
その他機能クイックシュー 
サイズ・重量   UT-3AR     CUBE    
全高~1355 mm940 mm
縮長295 mm240 mm
パイプ径21 mm16 mm
本体重量786 g390 g

どちらも今回の購入条件を満たして、非常に軽量、コンパクトです。

しかし、CUBEには1つだけ問題がありました。

CUBEは積載重量が0.4kgと、あまりにも少なく軽いミラーレスカメラでも望遠レンズを装着したら0.5kgほどになってしまうので、厳しいです。

と言う訳で結果的にUT-3AR一択となりまして、購入に至りました。

UT-3AR 開封の儀

ではお待たせしました、これより開封します。

カメラのキタムラamazon店から荷物が到着しました。

では、はりきって開封していきましょう!

じゃじゃん!出てきましたね。

開けてみると、とても小さな箱がでてきましたよ。

しかもとても軽いのが印象的です。

間違っても日本のメーカーとは思えない様な箱には「For Travel」(旅行に)と書いてありますね。

ちなみにメイドインミャンマーと書いてありました。

では中身を見ていきましょう。

内容物
・三脚本体
・三脚ケース
・ストラップとフック
・保証書と説明書(日本語と英語)

中身を空けてみると非常にコンパクトな三脚が出てきました。

この状態で295mmしかありませんから、ちいさなバッグにも簡単に収納出来て楽ちんですね。

また、説明書は日本語と英語で書いてあるので、使い方に悩む事なく使用可能です。

こんな感じで説明書は丁寧に図解付きでした。

三脚単体で立たせてみるとこんな感じです。(この写真ではロータリーハブで脚をロックしていません)

ちなみにロータリーハブをくるっと回せば足をロックすることが出来ます。

見た目は以外にも安っぽさを感じさせませんでした。

雲台には高い互換性と固定力で定評のある「アルカスイス」互換シューが採用されています。

アルカスイス式の雲台なら追加でほかの三脚を購入したさいにも雲台をそろえやすく互換性の面でも安心ですね。

エレベーターを少し伸ばし、足を1段伸ばして実際にミラーレス(GF9)と望遠レンズ(H-FS14140-KA)をセットしてみた所です。

このカメラとレンズの組合せだと約500gになりますが、UT-3ARの許容重量は1,500gなので、特にグラつく事もなく問題なしと言ったところです。

ボール式の自由雲台なので、90度曲げた状態にすることで縦構図の撮影が可能です。

調整するさいは雲台手前に映っているレバーを回します。

全開まで伸ばしてみるとこんな感じで、実測で1355mmちゃんとありました。

のばした状態でも不安定な感じも無なく、ここまで伸びるので十分使えそうです。

また、脚の調整はウルトラロック式と言って、脚の先端部分を回すことによって簡単にロックと解除ができます。

この方式が非常に便利で、一気に伸ばす、縮めるの操作が可能です。

総評

今回は、お勧めのトラベル三脚 Velbon ULTREK UT-3AR 開封レビュー、と言う事でお届けいたしました。

今の所、実際に旅行に持って行って使用してはいないので細かい使用感などは、後日またお届けしようと思います。

UT-3ARを購入する際、軽くて小さいのは良いとして強度的な事を一番心配していたんですが、実際にカメラをセットし足を全開に伸ばしてみても問題なく使えそうです。

これで旅行のお供に三脚を持って行けると思うと楽しみで仕方ありませんが、少し心配なのは、軽いので風が吹いた時に大丈夫かなって所ですね。

その辺も含めて今後も検証していきたいと思いますので、またよろしくお願いいたします。

それではこの記事が少しでもあなたの参考になったら幸いです。

※2020年2月16日追記

Velbon ULTREK UT-3ARも購入してから5ヵ月間使用したので追加の感想です。

やはり小さくて軽いという面ではトラベル三脚としてベストチョイスでした。

786gという軽さなので、旅行中でもカバンにいれて持ち歩くのに全く苦になりません。

また、購入時には風の影響でのぐらつきを心配していました。

しかし実際に風の強い海岸沿いなんかでも撮影に使用しましたが、倒れそうになったことも無く普通につかえました。

良いことばかり書くと胡散臭いので悪い面も書きたいんですが、正直言ってトラベル三脚としては100点をあげちゃってもいいんじゃないのって思うぐらい欠点がありませんでした。

しいて悪い面をあげるとしたらウルトラロック(脚の調整)で回し方が不十分でロックされていなくて焦ったことがあったぐらいでしょうか(笑)

おまけにスマホ用のアタッチメントも一緒に注文しておきました。

これを三脚にセットすればスマホ用の三脚に早変わりして一石二鳥です。