
どーもーNoriでございます♪
いや~、緊急事態宣言が解除されたと思ったら今度は蔓延防止とやらがはじまってしまって、これじゃ旅行にいくのもあれだしまじストレスマックスじゃあぁくぁwせdrftgyふじこ・・・!←ついつい取り乱してしまいすみませんでしたw
そんなこんなで僕は2021年もまだしばらくの間は自宅で引きこもり生活が続きそうな予感ですが、今回は映画「謎解きはディナーの後で」のレビュー記事になります。
「謎解きはディナーの後で」という作品は昔フジテレビでドラマ版も放送したことがあったらしいですが、相変わらずテレビ音痴の僕は全く知らずに初見ということになります。
また主演キャストは嵐の櫻井翔と北川景子といった有名どころなので、さすがにテレビ音痴の僕でも名前ぐらいは知ってましたよ。←いやいや名前しか知らんのかい!w
それではレビューに入りたいと思いますが、この記事は多少のネタバレをふくみますので「ネタバレ厳禁」の方はご注意くだい。
また、記事中映画の説明やあらすじは僕の主観でデフォルメされており、公式のものとは異なり正式なものではありませんのでその点ご了承ください。
❢この記事の内容❢
✅映画「謎解きはディナーの後で」とは?
↳映画のあらすじ(Nori視点)
✅感想レビュー
✅まとめ(総評)
↳ナイスポイントとバッドポイント
映画「謎解きはディナーの後で」とは?
「映画 謎解きはディナーの後で」は2013年に東宝より上映されたギャグ推理映画で、原作は推理作家 東川篤哉(ひがしかわ とくや)の小説となっています。
なお、映画版の物語は小説には無い映画版オリジナルストーリーになります。
小説「謎解きはディナーの後で」は2010年に発行され、2011年には「第8回 本屋大賞」を受賞しフジテレビよりテレビドラマ化されています。
テレビドラマ「謎解きはディナーの後で」の物語は映画とは違って小説のストーリーをもとに制作されており視聴率は毎回15~18%ほどあったよです。
当時は小説やドラマでまあそこそこ人気作品だったみたいですね!
2010年 9月 | 小説「謎解きはディナーの後で」 |
2011年 10月 | テレビドラマ 放送開始 |
2011年 11月 | 小説「謎解きはディナーの後で 2」 |
2012年 12月 | 小説「謎解きはディナーの後で 3」 |
2013年 8月 | 映画版公開 |
映画のあらすじ(Nori視点)
小説やドラマはみてないので細かい設定は知りませんが、北川景子 演じる主人公の宝生麗子(ほうしょう れいこ)は大財閥である「宝生グループ」総帥の一人娘で資産家のお嬢様。
そんな超セレブの宝生麗子だが何故か身分を隠し警察官として働いている。
そしてこの映画のもう一人の主人公、櫻井翔 演じる影山(かげやま)は麗子の執事で彼女いわく謎の男だそう。
そんな正体不明の謎の男を何故執事として雇っているのかは知りませんが、影山に事件の話をすると麗子に毒舌をあびせかけるのだが名推理であっという間に事件を解決してしまうそうで麗子は一目置いているっぽい!?
そんな麗子は影山と共に父親が海運事業に乗り出して最初に建造した大型豪華客船スーパースター・ヴァーゴ(別名 プリンセス 麗子号)の最後の航海に乗り込んだ。(名目は旅行ということらしい)
乗船して間もなく麗子は上司の風祭京一郎(警部)に遭遇するが、風祭にきくと「国立ライオン(通称:ケーライオン)」というライオンに翼がはえた置物を狙って国際窃盗団が同船に乗り込んだとインターポールからの情報があり、その警護のために乗船したという。
麗子が部屋(麗子スイート)に着くなり影山は「セイレーンの涙」という宝生家の旅のお守りの石(お宝?)をセキュリティーシステムの中に設置し保管した。
「セイレーンの涙」は麗子が船に乗る時に持って行くのが宝生家のしきたりだそうで、後々この石をめぐってなんやかんや起きてしまうのだがこの時2人は知る由もなかった。
その夜パーティーが行われるのだが、そこで最初の事件が起こる。
みな花火が打ち上げられる外を眺めていた時のこと、船の上の階から人間が夜の海に落ちていったのだ!
船を緊急停止させ海に落ちた人物を引き上げるも既に亡くなっており死因はなんと銃殺によるものだった。
ついに船の中で殺人事件が起こってしまったのである!
乗客の証言から殺人の容疑者にあがったのは長髪でステッキを持った怪しい男だった。
その後、船長からはファントムソロスという世界一の怪盗として名をとどろかせる人物が乗船している可能性があるという情報も・・・
捜査は難航するも、とある部屋を調べに行くとそこには裸で土下座した姿の死体が・・・。
ついに第二の殺人事件が起きてしまったのだ!
果たして犯人は誰なのか?ファントムソロスなのか?そして犯人の目的は何?
はたして影山の推理で事件は解決するのだろうか?そして麗子は犯人を捕まえることが出来るのだろうか?
感想レビュー
初見で一通りエンディングまで見終えて思った感想は「想像していたよりも面白かった。」です!w
この手のパッケージ画像がふざけた感じの映画ってハズレが多いような気がするんですけど「映画 謎解きはディナーの後で」に関しては当たりと言っても良いでしょう!
推理物の映画としてはお笑い系の内容になっていてツッコミどころ満載で笑わせてもらいましたが、肝心の謎解き部分はちゃんと真面目につくり込んでいてなかなかやるじゃんといった感じでした。←なぜか上から目線w
しかしながらあくまでもこの映画はお笑い目線で観ることが前提で、細かい部分には目をつぶるといった寛大な心をもって視聴する必要がありましたw
ストーリーは推理ものにはありがちな豪華客船で連続殺人事件が起きてしまうといったものですね。
まず麗子は残業におわれ(警察官の仕事)乗船時間に遅れてしまったということで執事の影山と共にヘリコプターで豪華客船に乗船しますが、その豪華客船は麗子の父親が建造させたものということで、しょっぱなから麗子のセレブぶり全開でした!(セレブとは言っても品はありませんが・・・w)
一体彼女はどんだけ金持ちなんだか・・・?
そんな感じなんで麗子は警察官の給料以外にも父親から莫大な資産を譲り受けているっぽいですね・・・?!
そして執事の影山・・・、そもそも執事って現代社会においてほぼほぼ聞かなくないですか???
執事じゃなくて秘書だったら現代でも社長さんや政治家の先生にお仕えする職業としてメジャーではないかと思います。
僕のイメージで執事といったら中世ヨーロッパの貴族の豪邸なんかに住み込みでご主人様のお世話全般を請け負う職業って感じなんですが、影山の仕事内容は一体どんなんでしょう。
まさか麗子が担当する事件のサポートってわけじゃないよね?主に推理とか?
そんなわけで物語が始まった冒頭から疑問符だらけになってしまいましたが、この映画で細かい事を気にしていたらキリがありませんので深く考えない事にします。(とくに風祭警部なんて警察官としてメガネをかけている麗子とドレスアップしてメガネをはずした麗子を別人と思ってしまうほどアレな人物なのに警部という設定なんですからね!w)
話は進み、第一の殺人と第二の殺人が起こってしまいますが麗子は警察官として捜査していましたが、一方で影山はシャーロックホームズ風のコスプレしてみたり、プールで遊んでみたり、着ぐるみを着てバイトしていたりと全く真面目に操作している様子はありませんでした。
ご主人様が事件の捜査で忙しい時に執事はこれですからね~、やっぱり執事って謎の職業ですw
これについては影山はあくまでも執事であって探偵ではないので、お嬢様の仕事や警察関係の仕事には出来るだけ首を突っ込まないようにしてたのかなっ、と思いましたがどうなんでしょう?!
殺人事件が起こっているのに中盤ぐらいまではずっとギャグパートと言っても過言ではない内容ですが、突然麗子が誘拐され影山はファントムソロスから犯行声明文を発見!←やっとドキドキハラハラパートに入りました。
ここで自分の中でこの映画最大のツッコミどころがやってきたのです。
麗子が誘拐されたという事実を知った影山は犯人から身代金として要求された100万ドルを調達するため予め用意してあった50万ドルを持って船内のカジノに向かったのだが、そこで京極 天(生瀬勝久)という金持ち(第一の殺人で殺されたレイモンドとホーカーで勝負する予定だった)にギャンブル勝負を挑んだのだ!
・・・?!って影山さん一言いってもよろしいでしょうか?・・・あなたの脳ミソはアクセルもブレーキも効かなくなってしまった暴走機関車でしょうか?破滅への道まっしぐらで理性をお失いではないでしょうか?w
お嬢様が誘拐されて一刻を争う状況で呑気に100万ドルを賭けてギャンブルってあり得ない選択でしょう!そもそもギャンブルに勝てるという保証はどこにもありません!
・・・いやっ待てよ!
今までどんな事件でも聞いただけで解決してきたという名執事(名探偵ではないw) 影山さんのことだから必殺のイカサマを使うとか何らかの秘策があって速攻でギャンブルに勝ってしまうに決まってるよね!w
結果・・・負けた・・・50万ドルすってしまった・・・!www
その後カジノに居合わせた熊沢 美穂(宮沢りえ)がチップを貸してくれたお陰で逆転勝ちし、麗子のことも結果的に助けることが出来たからよかったものの・・・いやっ良くない!この時点で自分の中で影山はただのおバカさんキャラになってしまったのであるw
続いて無人島に流れ着いた麗子と影山。
そこで麗子は時限爆弾から体を張って自分を守ろうとした影山に好意を抱いていたようだ!
実際は時限爆弾の解除に間に合わなかったのは影山が呑気にギャンブルなんてやってたから時間がなくなってしまった訳でまさに自業自得ってやつなんですけどねw
まぁそれはともかくとして、この無人島で影山の必殺技ともいえる毒舌が炸裂したのである。
以下実際のセリフです。
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麗子:「あなたは私を命がけで守ろうとしてくれた。どんな言葉でも受け入れるわ。」
影山:「では、一言だけ申し上げてもよろしいでしょうか?」
麗子:「もちろんよ。」
影山:「失礼ながらお嬢様。」
麗子:「なーに?」
影山:「お嬢様の脳ミソは難破船でございますか?座礁して機能を失っておいでかと・・・。その鈍さにこそSOS。救助が必要でございます。」
「しかし、極限状態と言うのは恐ろしいものでございますね。なぜこのようなお方に命を投げ出したのか?今の私には全くもって理解しかねます。」
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・・・w これが映画冒頭で麗子が影山のことを説明していたときに言っていた事件のことを訊くとあるじに対して平気で毒舌を浴びせかけるってやつなんですね。
いや面白い!自分の雇い主に対してここまで毒舌をはけるって、ある意味 影山がうらやましい!
自分も職場にいる「脳ミソが難破船」な上司にそんなこと言ってみてぇーって思いましたねw
しかしなぜ影山は麗子に対してここまで毒舌を浴びせかけるのかと考えてみました。
僕なりに出した結論はこうです。
無人島にて麗子が自分に対し好意(恋愛感情)を抱いてしまったと感じた影山は、それは執事と言う身分の自分に対し間違ってもあってはならない事だと感じ、それを突っぱねるため断腸の思いで発した言葉だった。
う~ん・・・真実の程はわかりませんが、これならつじつまが合うのではないでしょうか?!
その後、麗子と影山は豪華客船に戻って謎解きタイムです。
影山は見事な推理で犯人に問い詰めます。
謎解きの内容についてここでは控えさせていただきますが、前半のギャグパートから打って変わって後半は一気にシリアスなドラマ展開になってきます。
連続殺人の犯人が誰だったのかについては是非皆さん映画で確認していただくとして、たぶん映画をちゃんとみてればあの人が怪しいなと気が付いてしまうと思います?!
それよりも僕はファントムソロスが船に乗っていたということにビックリしました。
今回の連続殺人は犯人がファントムソロスの犯行と見せかけただけで、実際にはファントムソロスと連続殺人は無関係だったことが分かりました。
これで物語は終わり「めでたしめでたし」なのかなと思ったらまだその先があって・・・ファントムソロスがまさかのあの人だったなんて・・・?!
これには感服いたしました。
なんだかんだ言ってツッコミどころ満載な映画でしたけど抑えるところはちゃんと抑えていて前半のギャグパートで笑わせたと思ったら推理パートもなかなか面白く、映画を観ながら寝てしまうことが多い僕ですが「映画 謎解きはディナーの後で」に関しては最後まで真剣に観てしまいました。
全体的になかなかの良作だったと思います。
まとめ(総評)
そんな訳で今回は「【謎解きはディナーの後で】レビュー!笑いあり涙ありでコメディータッチの推理もの」ということでお届けいたしましたが、最後に総評としてナイスポイントとバッドポイントをお届けいたします。
ナイス
・笑えるシーンが多くて観る人を飽きさせない
・推理パートが良く出来ていてギャグ映画だと思って観ると良い意味で裏切られた
・原作の小説やテレビドラマを観ていなくても映画単体で楽しめる内容だった
バッド
・主人公がジャニーズと言こともあり金田一少年の事件簿とかぶってしまった
・設定がそうなっているので仕方ないのかもしれませんが、どう間違っても麗子がお嬢様には見えない
・影山もそういう設定だから仕方ないのかもしれませんが、どう間違っても執事とは思えない
Noriの総合評価:★★★★☆
おっさんの僕でも最後まで楽しく観れる映画でした。
この映画は「金田一少年の事件簿」とか「トリック」あたりが好きな方なら総じて楽しめる作品なんじゃないかといった感じです。
出来れば麗子と影山の愛の駆け引きなんかがあったりするともっと面白かったんじゃないかとも思いましたが、まぁそうなったら方向性が変わってしまうので難しいのかもしれませんね。
そういえば映画「トリック」でも山田と上田にも愛の駆け引きがありそうで結局なかったわけですが、それとちょっと似てるかもしれませんね?!←いや全然違うかw
今後続編が出るか分かりませんが、もし出るようだったら次回作も是非みたいと思いました♪

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