白い砂浜に透明度の高い海、少し泳げばサンゴ礁に色鮮やかな熱帯魚が生息する、そんな夢の様なビーチリゾートって憧れますよね!?

ビーチリゾートと言えば有名どころで言うと、ハワイやモルディブなんかを思い浮かべる方が多いんじゃないかと思います。

しかしハワイやモルディブあたりだと、人気ビーチリゾートだけあって予算的にも若干お高めだし、もう少し安く行けて綺麗な海があるビーチリゾートってないかなーってお考えの貴方!

それがあるんですよ。

しかも日本人の選ぶ、お手軽旅行先ナンバーワンの我らがタイ王国に、東洋のモルディブ、タイ最後と秘境なんて呼ばれている島が!!

その名も「リぺ島(Koh Lipe)」です。

リぺ島はタイ最南端の小さな島ですが、海を満喫してゆったりと過ごすには最高の島ですので、落ち着いた雰囲気のビーチリゾートが好きな方や家族旅行には特にお勧めです。

また、パタヤやプーケットなどメジャーな観光地には飽きちゃった、と言った方でも1度はリぺ島のまったりとした雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか。

そんな訳で今回は、リぺ島への行き方や気候情報、魅力について紹介しますのでよろしくお願いいたします。

記事の最後にはYouTubeもアップしていますので是非ご覧ください。

リぺ島の基本情報

~場所~

バンコク中心街から南に約820km、プーケットから南東に約200kmの場所に位置するタイ最南端の小さな島です。

~交通手段~

島への交通手段は観光客なら通常、パクバラ桟橋から高速艇での移動になり片道約1時間程(海が荒れている日は2時間程かかる場合もあります)で到着します。

リペ島は面積が約4k㎡と小さく道も狭いので、島内の移動は徒歩かトゥクトゥクがメインになります。

ホテルチェックイン前チェックイン後の荷物を持っている場合はトゥクトゥクを利用し、その他は散歩がてら徒歩でOKです。

~物価~

やはり観光地なので、レストランやコンビニなどの値段も多少高いと思ってもらって間違いありません。

とは言ってもバンコク市内と同等程度です。

※リペ島には日本円が交換できる両替所はありませんので、現金はATMのキャッシングを利用して手に入れましょう。

~気候~

11月~4月までが乾季となり5月~10月は雨期になります。

1年を通して温かく、いつでもTシャツ半ズボンで問題ありません。

晴れると日差しがとても強いので帽子、サングラス、日焼け止めを持って行くと重宝します。

お勧めの時期はやはり海の透明度が高くなる乾季ですが、雨季になるとホテル代がハイシーズンと比べて半額以下(特に8月末から10月半ばにかけて)になるというメリットもあります。

リペ島への行き方は?

日本から直接行く場合、まずはタイのハートヤイ国際空港へ向かいましょう。

リぺ島行きの船はハートヤイ空港から西に約75kmの位置、パクバラ桟橋(Pak Bara Pier)からスピードボートが出ています。

パクバラ桟橋の最寄り空港はハートヤイ空港(ハジャイ) です。


この日はあいにくの雨だったんですが、パクバラ桟橋への入り口の様子です。


こちらはパクバラ桟橋のスピードボート待合所兼チケットカウンターの様子です。

なぜかこんな場所にもワンちゃんが歩いている所がタイらしくて微笑ましいです(笑)

~リぺ島までお勧めの行き方~

リぺ島行きのボートは、混雑すると当日券が購入できない場合があります。

やはり事前にチケットを確保しておいた方が無難です。

そこで、ハートヤイ国際空港、またはハートヤイ(ハジャイ)市街のホテルから、パクバラ桟橋までの送迎とリぺ島までのスピードボートがセットになった送迎サービスをこちらのサイト12go.asiaから申し込み出来るので、事前に申し込んでおいて、ハートヤイ国際空港、またはハートヤイ(ハジャイ)市街のホテルからピックアップしてもらうと簡単でお勧めです。

僕は実際に12go.asiaを使ってハジャイのホテルからピックアップを依頼したんですが、ピックアップ時間の30分前にはネームボードを持ったピンクの服のおじさんが迎えに来てくれていました。

上の写真は実際に12go.asiaで送迎してもらった時の車とおじさんです(笑)

車に乗ると先に乗車していたスペイン人カップルが1組乗っていました。

走りだすと他のホテルからもピックアップして最後に空港でピックアップし、パクバラ桟橋へ向かいます。

パクバラ桟橋に到着し、車を降りると他の案内人にバトンタッチして船に乗る場所まで案内してくれました。

帰路も申し込んでおけばハートヤイ空港またはハジャイ市街のホテルへ送迎してもらえるので安心、楽ちんです。

※パクバラ桟橋では施設使用料の20バーツを別途現金で支払う必要があります。

リペ島の見どころは?

個人的にリぺ島は手つかずの綺麗な海を満喫し、まったりと贅沢な時間を味わうのが好きですが、美味しいグルメやマッサージなどもお勧めです。

~ビーチ~

リぺ島には主に3カ所のビーチが存在します

僕が前回リぺ島に行ったときは8月末で天候は最悪で、ハイシーズンに比べると海の透明度は低かったんですが、それでもかなり綺麗な海でした。

リぺ島 パタヤビーチの様子

それぞれのビーチの特徴

✔サンライズビーチ

リぺ島 サンライズビーチの様子

リぺ島の玄関口でもありパクバラ桟橋からのスピードボートはサンライズビーチに到着します(ハイシーズンにはパタヤビーチ発着便もあり)

また、ビーチの東に2ヶ所存在する小島は絶好のシュノーケーリングスポットになっていて気軽にシュノーケリングを楽しむ事が出来ます。

✔パタヤビーチ

リぺ島 パタヤビーチの様子

パタヤビーチはリぺ島メインストリートの「ウォーキングストリート」と直結した便利な立地にあるビーチです。

砂浜が広くて綺麗なビーチを満喫するにはもってこいのビーチです。

✔サンセットビーチ

リぺ島 サンセットビーチの様子

他2ヶ所のビーチよりも岩が多く、砂浜の面積が少ないビーチですが、人も少なく秘境っぽい雰囲気が良いビーチです。

また、夕方には綺麗な夕日を眺める事が出来るのも特徴です。

~シュノーケリング、ダイビング~

リぺ島周辺のシュノーケル、ダイビングスポットMAP

リぺ島周辺には多くのシュノーケーリング、ダイビングスポットが存在します。

ビーチから泳いで行けるスポットもありますが、それ以外にもキングストリートにある旅行代理店やホテルのツアーディスクなどでツアーを申し込む事が出来ますので是非1度、参加してみる事をお勧めします。

ツアーに参加すれば、現地の海を知り尽くした達人が、船で絶好のポイントを案内してくれますよ。

リぺ島にてシュノーケーリングの様子

この写真は8月末のオフシーズンで天候も良くなかったので海のコンディションも悪かったんですが、それでもこのクオリティー!

リぺ島の海中には夢の様な世界が広がっていました。

ちなみに僕が参加したシュノーケーリングツアーは5カ所のスポットを巡り、昼食とデザート付きで500バーツと途中でよった島の入島料として200バーツで計700バーツが掛かりました。

~グルメ~

リぺ島には定番のタイ料理からシーフード、イタリアンまで沢山のレストランがあります。

特にウォーキングストリートには多くのお店が集まっているので是非行ってみて下さいね。

下の地図の青いラインの部分がウォーキングストリートです。

でもって、リぺ島で特にお勧めしたいグルメはシーフードです。

まわりが海だけあってリぺ島には新鮮なシーフードが食べられるレストランが多くあります。

リぺ島 シーフードレストラン(Fino Restaurant)のいつも元気なおばちゃん

こちらのFino Restaurantはウォーキングストリート入り口(北側)からすぐのシーフードレストラン。

新鮮なシーフードはもちろんガパオライスなどタイ料理までとても美味しくて滞在中何度かお世話になりました(笑)

また、呼び込みのおばちゃんがとてもフレンドリーで面白い方でした。

~マッサージ~

リぺ島にはマッサージ屋さんも沢山あります。

値段はバンコクと同じぐらいかなと言った所でしょうか、各店舗によって値段の差もほぼ無く横ばいでした。

リぺ島 マッサージ店の看板

海で遊んで疲れたらマッサージしてもらって、シーフードレストランでディナーなんて最高の過ごし方ですね。

まとめ

今回は【リペ島】予算10万円以下で楽しめるタイ最後の楽園、行き方と魅力をご紹介と言う内容でお届けしましたが、いかがだったでしょうか?

リぺ島は小さな島ですが、さすがにタイ最後の楽園と呼ばれているだけあって、魅力的な手つかずのビーチや自然を存分に堪能する事が出来ます。

また小さい島が故に歩くのが好きな方なら、散歩がてら歩いて島一周なんてことも出来るほどのコンパクトさも魅力なんじゃないでしょうか。

肝心の料金にに関しても、リぺ島までの往復の移動費はLCCをうまく使えば約4万円(日本からハートヤイまでの飛行機代35000円前後+ハートヤイからリぺ島までの移動費5000円前後)

ホテル代はピンキリですが、安いホテルは一泊2000円代とかもざらにあるので、期間が長くなければ10万円の予算で十分にビーチリゾートを満喫出来ちゃいます。

そんな訳で日本からもお手軽に行けちゃう割にはあまり知られていないビーチリゾートリぺ島、皆さんも是非旅行してみてはいかがでしょうか!?

では皆さん良い旅を!