タイのバンコクには魅力的な寺院が沢山ありますが、その中でも得に有名なバンコク3大寺院と呼ばれているのが「ワット・ポー」「ワット・アルン」「ワット・プラケオ」です。

それぞれの寺院の特徴を軽く紹介します。

・ワットポー(英語:Wat Pho タイ語:วัดพระเชตุพนราชวราราม)
一番のみどころは全長46m、高さ15mの巨大な黄金の寝釈迦です。

・ワットアルン(英語:Wat Arun タイ語:วัดอรุณราชวราราม)
高さ75mの仏塔が5つ建てられており、夜にライトアップされた姿はとくに美しくお勧めです。別名「暁の寺」ともよばれています。

・ワットプラケオ (英語:Wat Phrakeaw タイ語:วัดพระแก้ว)
ラマ1世の王宮とエメラルドブッダを見学することができます。
別名「エメラルド寺院 」ともよばれています。

どれも魅力的な寺院ですが、以前までは旅行者にとって公共交通機関でのアクセスが難しく、タクシーやツアーで訪れるのが一般的でした。

そこで嬉しいニュースなんですが、MRTブルーラインが延長されて念願の新 駅「サナームチャイ駅」が完成した事によって3大寺院までのアクセスがとっても楽になりました。

これからはバンコク名物のボッタくりタクシーや、高いパッケージツアーに参加しなくても簡単に三大寺院にアクセスする事が可能になりましたので、是非MRTを使って観光に行ってみてはいかがでしょう?!

そんな訳で今回はバンコク市内から電車(MRT)でワットポー、ワットプラケオ、渡し船でワットアルンへの行き方を説明します。

~この記事の内容~
☑三大寺院の場所
☑MRTでワット・ポーとワット・アルンへ行ってみよう
・MRTやBTS、切符の買い方
・バンコクの路線図
・三大寺院の最寄り駅
☑ワット・アルンへの行き方
☑まとめ

三大寺院の場所

上の地図はバンコク中心街になりますが、三大寺院のあるエリアは西側のチャオプラヤ川沿いにまとまっています。

また、こちらの地図を見てもらえばアレッと思うかもしれませんが、MのマークのMRT(地下鉄)が三大寺エリアにまだ伸びていません。

しかしご安心ください。

現在はちゃんと三大寺エリアの最寄り駅サナームチャイ駅まで、MRTブルーラインの路線が伸びております。(2019年9月現在は試験運転中、7:00~21:00約10分間隔で運行)

2019年10月より試験運転は終了し、通常運行しており時間も6:00~23:00の間で運行しています。

こちらの地図が三大寺院エリアを拡大したものです。

見てもらえれば分かるようにワットポーとワットプラケオは隣同士なので徒歩で行き来かのうです。

したがって最寄り駅のサナームチャイ駅まで行ければワットポーとワットプラケオは簡単に行くことができちゃいます。

しかし、ワットアルンだけチャオプラヤ川を挟んだ対岸に位置しますので渡し船を利用する必要があります。

MRTでワット・ポーとワット・アルンへ行ってみよう

これよりMRTを使ってワット・ポーとワット・アルンへの行き方を説明します。

~MRTやBTS、切符の買い方~

MRT シーロム駅の様子

各駅には自動券売機も設置してありますが、紙幣が使えなかったり何かと不便なので、旅行者は窓口の駅員さんから直接買うのが間違いありません。

まずは窓口に並んで、駅員さんに「行先の駅名」と「枚数」を伝えましょう。

簡単な英語で大丈夫なので、例えばワットポーの最寄り駅であるサナームチャイ駅のチケットを1枚買いたければシンプルに「サナームチャイ」「ワン」と伝えればOKです。

すると料金を教えてくれるので支払ってから、BTSの場合はカード型のチケット、MRTの場合は黒いメダル型のチケットを受け取ります。

改札で入場の際はチケットを改札上部のタッチパネルにかざすとゲートが開くので進んでください。

目的の駅にて改札を出る際は、タッチパネルの下にあるチケット回収口にチケットを入れましょう。

~バンコクの路線図~

クリックで拡大します

近くにMRTの駅が無ければ、BTSアソーク⇔MRTスクンビット、またはBTSサラデーン⇔MRTシーロム、と言った駅で乗り換えし、MRTブルーラインのサナームチャイ駅に向かって下さい。

~三大寺院の最寄り駅~

三大寺院への最寄り駅はMRTのサナームチャイ駅(Sanam Chai【BL31】)になります。

MRT公式HPより

無事にサナームチャイ駅に到着したら1番の出口に向かって下さい

1番出口から地上に出るとワット・ポーのあるサナムチャイ通りに出るので、1番出口を背にしてサナムチャイ通り(下の画像黄色の道)を左方向に約240m歩くとワット・ポーの入り口に到着です。

ワットポーから更に北に約400m行けばワットプラケオです。

ご覧の通りワット・ポーとワット・プラケオにはサナームチャイ駅から降りてサナムチャイ通り一本で行けるので簡単です。

こちらの写真はワット・ポーの入り口とチケットカウンター、チケットの写真です。

チケットは200バーツでしたが、以前と比べるとかなり値上がりしちゃいました。

なお、寺院内にてチケットの半券と引き換えに水がもらえます。

ワット・アルンへの行き方

ワット・ポーまたはワット・プラケオへ行くにはチャオプラヤー川を渡る必要があります。

そこでワット・ポーのすぐそばから渡し船が出ていますので、フェリー乗り場まで向かいましょう。

~渡し船乗り場の場所~

渡し船乗り場はワット・ポーの西側、すぐそばにありますので青い矢印の方へ進んでいきましょう。

以下が実際の通りの写真です。

実際に渡し船乗り場へ行ってみると、ボロイ建物のお土産屋や屋台があって本当にこんな場所で船に乗れるかなと不安になるかもしれませんが、躊躇なく進んでください。

渡し船乗り場の入り口に入るとお客さんが並んでいると思いますので並びましょう。

列が進んで船に乗る前にチケット代の4バーツを支払って船に乗ります。

乗り込むと対岸のワット・アルンに連れて行ってもらえます。

対岸のワット・アルンの様子

無事にワットアルンに到着しましたでしょうか?

帰りも同じ場所から渡し船で戻れますので、来たルートを逆に戻ればバンコク市内に帰れます。

お疲れ様でした。

まとめ

今回は「バンコク市内からMRTでワットポー、渡し船でワットアルンへの行き方を説明します【超簡単です】」と言う内容でお届けしましたが、いかがだったでしょうか?

MRTを利用する事によって渋滞もボッタくりタクシーも回避できてメリット満載ですので、皆さんもバンコク市内から三大寺院観光へ行く際はMRTを使って行ってみる事をお勧めします。

また、バンコクのMRTは続々と新駅を開通させており、ゆくゆくは環状線になる予定なので、今後も観光のレパートリーが増えていきそうですよ!

この記事が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

では皆さん、お気を付けて良い旅を!

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