どうもでーす!龍が如くシリーズ大好き大ファンのNoriでございます♪

「龍が如く6」と「龍が如く OF THE END」以外は全部クリアー済みでございます!
(上記の2作品は事前情報からちょっと好きになれそうもなかったのでプレイしていません)

ちょっと前にも龍が如くから派生した名作ゲーム、木村拓哉が主人公ということで話題になった「JUDGE EYES:死神の遺言」をレビューしましたね。記事はこちらです。

そんなわけで今回は「龍が如く7 光と闇の行方」なんですけど、大きな特徴は歴代シリーズの主人公、桐生一馬から春日一番(かすがいちばん)という龍が如くシリーズ初登場のオリジナルキャラクターとなっています。

また、龍が如くシリーズの戦闘と言えばド派手なコンボアクションが定番でしたが、今作ではターン制コマンド選択となっています。

ちなみに戦闘を終えると経験値がもらえて、一定量たまるとレベルアップします・・・!

つまり「龍が如く7 」は主人公がかわってゲームシステムがロールプレイングゲームになり今までの龍が如くシリーズとは全くの別物になってるんですね♪

龍が如くシリーズファンとしてはプレイしない理由がないってもんですw

何だかんだでポチってからクリアーまで3ヶ月もかかってしまいましたが、やっとこさエンディングまでたどり着きましたのでレビューさせていただきます。

これよりの記事には具体的なゲームストーリーに関しては出来るだけ触れないようにしますが多少のネタバレ要素を含みますので、ネタバレ厳禁の方はご覧にならないようにお願いいたします。

❢この記事の内容❢
「龍が如く7 光と闇の行方」概要
✅クリア後の感想
✅まとめと総評

「龍が如く7 光と闇の行方」概要

発売日:2020年1月16日
CERO:D(対象年齢17歳以上)
発売元:SEGA

ゲーム概要

主人公の春日一番とその仲間たちが「神室町(歌舞伎町)」「伊勢佐木異人町(横浜)」「蒼天堀(道頓堀)」を舞台に冒険を繰り広げるアドベンチャーRPGゲーム。

冒頭でも軽くふれましたが龍が如く7はRPGになったことにより仲間と出会ってパーティーを組み戦闘や物語を進めていくことになりますが、その他のRPG要素も満載で経験値を積んでレベルアップはもちろんのことハローワークに行くことによって職業が選択出来たり、資格学校で試験を受けて人間力を磨いたりなんて要素もあります。

今作の冒険のメインとなる舞台は伊勢佐木異人町という名の横浜になりますが、異人町にも神室町同様、ゲームセンター、カジノ、パチンコ、キャバクラ、バッティングセンターなどたくさんのアクティビティがあってストーリー以外にもお楽しみ要素満載になります。

とくにドラゴンカートはマリオカート好きならハマること間違いなしです!w

また今作ではストーリーを進めていくと春日一番は会社を経営する事となり、会社経営シミュレーションゲームなんかも楽しめます。

メインストーリー以外のアクティビティの多さは良い意味でも悪い意味でもやっぱり龍が如くと言ったところで、ちょっと寄り道のつもりがいつの間にか寄り道がメインになってしまい、一向にストーリーが進まなくなってしまうという現象が今作でも起こりうるので要注意です!w

ストーリー(Nori視点)

少年時代の春日一番は喧嘩三昧の荒れた日々を送っていた。

そんなある日、春日はヤクザをボコってしまった事により組事務所に拉致監禁されてしまう。

拷問を受けた春日は助かりたい一心で当時武闘派集団で名の通った組織「荒川組」の名前を口にしてしまう。

もちろん春日は荒川組を知るわけもなくハッタリだった。

しかしヤクザはひるむどころかシメシメと言わんばかりに荒川組に対して「組長自らケジメ取ってもらおうか!」と連絡する。

見ず知らずの春日を荒川組が助けに来るわけないと諦めていたその時、荒川組組長 荒川真澄(あらかわますみ)が現れる。

荒川真澄はケジメとして小指を落とし、春日を救った。

その一件から春日は荒川真澄に人生を尽くすと決意する。

荒川真澄と盃を交わし荒川組組員として過ごしていた春日はある日、荒川真澄から目立たないように事務に来るよう指示される。

そこで待っていた荒川真澄から対立する組の若頭を殺害してしまった沢城丈(荒川組若頭)の身代わりに務めに行くよう頼まれる。

そんな荒川真澄に対し恩義を感じていた春日は刑務所務めを快く承諾する。

・・・18年後・・・、出所した春日だったが荒川組の者は誰一人迎えに来る事はなかった・・・。

しかし元神奈川県警の足立宏一(あだちこういち)と言う人物が春日を待ちかまえていた。

足立宏一いわく荒川真澄の現在は・・・、足立から衝撃の話を聞かされた春日だったが、当然信じることは出来ず自分の目で真実を確かめるべく旅に出るのであった!

クリア後の感想

主人公の春日一番について

龍が如く7からは主人公がモジャモジャ頭の「春日一番」というキャラクターになりましたが、やはり龍が如くシリーズといえば「桐生一馬」とイメージが定着しているので新キャラの春日に素直になじめるのかというところが最初の課題になってくると思います。

手始めに「春日一番」 のファーストインプレッションですが「見た目が日本人に見えない!」でした。

あの顔の濃さと言い髭の感じと言い、全くもって日本人っぽくないじゃないですか・・・!?

自分のイメージだとイラン人とかバングラデシュ人的な感じがしてしまって日本のヤクザと言うよりも外国のマフィアやギャングといった感じだと思ってしまいました。

次に春日の性格に関してですが、バカ真面目で正義感が強く素直でまっすぐといったところ。

この性格に関しては春日一番と今までの主人公、桐生一馬とは通じるものがあって「ヤクザなのにこんなに良い人でいいのか?」と思ってしまうほどです。

プラス春日にはヘアースタイルと言いおちゃらけ要素(ギャグ要素)まで加わっているので、もはや自分のイメージするヤクザ像とは正反対のものになっている・・・。

そんな感じで龍が如くシリーズの新主人公として春日一番は有りか無しかと聞かれたら自分は正直なところ春日のことは嫌いじゃないけど無しかなと思ってしまった。

まぁ、ストーリーがもっとフランクな感じでヤンキー物語ぐらいだったら春日一番でもアリだったかもです・・・?!

ストーリー

龍が如くシリーズの大きな魅力の1つとしてストーリーが良さがあげられる。

そして今作はどうだったかと言うと、決して悪くはないのだが若干難解かつ詰めの甘さが目立った・・・一言で言うと雑な感じがした。

具体的にはネタバレになってしまうので話しませんが、ストーリーに矛盾する箇所があるし、どうしても説明つかない部分が数カ所ある。

また、春日一番の異常なまでの荒川真澄への忠誠心には違和感しか感じなかった。

春日は荒川のために18年間無実の罪で刑務所にてお勤めしてきたにも関わらず、出所した際に荒川は迎えもよこさず、挙句の果てには会いに行った春日を殺そうとした・・・?!(運良く死ななかったものの死んでても何らおかしくない状況だった)

そんな人に対して何故いつまでも「おやっさん」と呼べるのか自分には到底理解不能でした。

また、ラスボスのあの人物に関しても春日は情けをかけてしまいますが、いくらなんでもそりゃ~優しすぎませんかね~?w

新たなゲームシステム

今作は仲間と共にパーティーを組んで戦うアドベンチャーRPG・・・、しかしながらあえて龍が如くをRPGにする必要性があったのか・・・?!

最初はアクションゲームがそんなに得意じゃない僕的にはコマンドバトルはオートもあるし楽でいーじゃんって思いました。

でもコマンドバトルのくせに中途半端にタイミングで△入力や□連打と言った作業をしないと威力がでない。

また、攻撃を受けるタイミングで×を入力するとガード出来たりするけど、これらの作業って必要ないと思うんですけど・・・?!

そして後半、最強の刺客が現れました。

戦いに挑みますが、何度やっても全滅・・・。

仕方なくレベル上げすることになります。

何を隠そう僕がゲームで一番嫌いなのはレベル上げ作業なんです!w

そんな訳で蒼天掘りのバトルアリーナでレベル上げのために何度もつまらん戦闘を繰り返すという苦痛を味わいました。

いやはやまさか龍が如くでレベル上げの作業をする羽目になるとは思いませんでした。

自分にとってはRPGの良い面よりも悪い部分の方が大きく感じてしまったので、やはり龍が如くは今まで通りのアクションバトルで良かったんじゃないかと感じてしまいました。

まとめと総評

今回は「龍が如く7クリア後レビュー!今作はRPGだけどどうなんよ?」ということでお届けいたしましたが、最後に総評と良かったところと悪かったところのまとめとなります。

良かったところ

・個性的な仲間達と共に冒険できる
・ハローワークで職業の選択が可能で職種によって様々な技を使えるようになる
・各キャラクターによって使える極技が派手で面白い
・遊べるミニゲームが多くてハマる
・アクションゲームが苦手でも普通に遊べる

悪かったところ

・春日一番が外国人っぽくて馴染めない
・戦闘のテンポが悪い(コマンドバトルになってしまったため)
・ストーリーにちょっと無理がある
・飲食店の食事コンボがまったく分からない(全部注文するしかない?)
・家庭菜園でアイテムがつくれるけど細かすぎてやる気にならない

操作性★★★☆☆いたって普通
グラフィック★★★★☆横浜の街が綺麗だった
サウンド★★★☆☆とくに印象無し
熱中度★★★☆☆ミニゲームが面白い
持続性★★☆☆☆レベル上げで心折れそうになった
ゲームバランス★★☆☆☆コマンドバトルの出来が中途半端
総合★★★☆☆

やはり龍が如くのバトルは今までのアクションバトルが一番合っていると思う。

コマンドバトルにしたことによって仲間と一緒に戦えるというメリットもあるが、いちいち「俺の番」「私の番」って言いながら戦うのには違和感を感じた。

僕は今までの桐生一馬が主人公の龍が如くシリーズが好きでしたけど、これからも7の方向性で行くなら中途半端に龍が如くのストーリーやキャラクター(ヤクザや東条会など)を使ったりせず、心機一転新たに制作して欲しいと思いました。

7でも龍が如くでお馴染みのキャラクターが何人か登場していましたが「何で登場してきたん?」って感じで特に必要性を感じなかったしイメージが悪くなってしまうのでやめたほうがいいと思ってしまった。

今回、龍が如く7のレビューは辛口になってしまいましたが、あくまでも龍が如く一ファンの個人的な意見であり今後続編が出るならもっと良い作品を作って欲しいという願いをもってレビューしたつもりですので、僕と反対意見だった方は許してちょ!w