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【魔王メダカ】針子を室内で育てて2ヶ月目!立派な成魚に育ってきました♪

2020年、自分にとってはじめての魔王メダカの産卵から孵化に成功し、2021に入ってからも針子育成に奮闘しているNoriですけど、皆さんはご機嫌いかがでしょうか?

上の写真を見てもらえれば分かると思いますが、最近うちの小魔王ちゃんもかなり立派な体形になってきまして、背中がピカリと怪しく光っている個体がはっきりと確認できるようになってきました!

具体的なサイズですが個体によってバラつきがあるものの大体12mm~14mmほどのサイズまで育ってくれました。

卵から孵化して1ヵ月ぐらいまでの間はエサを与えてもちゃんと食べているのか全くわかりませんでしたが、これぐらいのサイズまで育ってくると人工飼料を与えてからよーく観察してみると、ちゃんとエサを食べてくれているのが確認出来て嬉しいかぎりです♪

このペースで順調に育ってくれれば「あと1~2ヵ月もすれば親の魔王メダカと一緒のメイン水槽に引越しできるかな?」なんて思っております。

そんなわけで今回は魔王メダカの卵が孵化して針子が成長していく過程のまとめと、手探りではありますが自分なりの成長過程ごとの飼育方法をレポートしようと思いますのでよろしくお願いいたします。

※今回僕が魔王メダカを育てている環境
場所:室内(アパート住まいのため外での飼育は出来ません)
季節:冬(メダカは通常春から夏にかけて産卵します)

❢この記事の内容❢
✅魔王メタカ成長の過程
✅針子飼育で注意するべきこと(自分の反省点)
✅まとめ

魔王メタカ成長の過程

卵から孵化まで

11月ももう終わろうかという時期に魔王メダカが産卵をはじめました。

当時ヒーターを設置していませんでしたが、水温は平均22~23℃だったこともあり、メダカは春が来たと勘違いしちゃったのカモです?!

初めての経験だったので最初はどこに産卵しているのかわからず、「ジェックス メダカ元気卵のお守り産卵床」という商品を購入してみたんですが、結局その商品には産み付けることがなく、よくよく観察してみたらウィローモスに産卵した卵を発見することができました。


ジェックス メダカ元気卵のお守り産卵床 4色(青赤緑白) 4個入

どうやらベアタンクの水槽と違って水草などが植え付けてある水槽なら、わざわざ産卵床を買わなくても水草に産卵するので、上記の商品は必要なさそうですね。

我が家の水槽では6~7割の卵はウィローモスに産み付けてあったので、卵を見つけるたびにスポイトで採取し、メチレンブルーを使って薄く青色になった水に入れ保存していました。

雑菌が繁殖して卵が腐ってしまうのを防ぐためにメチレンブルー溶液は2~3日に1度は水替えしていました。

冬ということもあって若干遅かったんですけど、2週間もすると徐々に卵から孵化して針子が生まれてきました。

針子誕生から1ヵ月まで

生まれてきた針子はどうやってすくうか迷いましたが、結局のところスポイトで採取しあらかじめ用意していたグリーンウォーター(クロレラ水)に移しました。


濃縮生クロレラ原液 30ml 1本 生クロレラ水 グリーンウォーター

針子が死んでしまう原因で1番多いのは餓死だそうなので、クロレラに加えてゾウリムシの培養もはじめ、人工飼料もポチってバッチリ準備万端の体制を整えていましたw


ゾウリムシ培養セット 200ml 1パック【初心者も安心・小さな稚魚に最適な生餌】 (ローコスト)

ヒカリ (Hikari) メダカの舞 ベビー 40g

最初、針子飼育用の容器は100円ショップで買ってきたプラスチック製の金魚鉢をつかっていました。

しかし最終的に針子が30匹ほどに増えてくるとさすがに窮屈そうに見えたので、針子誕生から10日ほどで少し大きめの発泡スチロール容器に引越ししました。

金魚鉢から引っ越して2週間ぐらいまでは発泡スチロール容器で日中は窓際の日光があたって暖かい場所においていて、夜になると窓際は冷気が入ってくるので窓から離した場所に移動していました。

しかしながら、いくら室内飼育とは言え冬本番になってくると昼と夜の温度差があまりにもあったので、ヒーターを導入することにしました。

エサはゾウリムシを1日一回スポイトですくって約15ccと、人工飼料を耳かきですくってほんのちょっぴり1日に1~2回程度あたえていました。

ちゃんとエサを食べているのかは針子サイズが小さすぎて全く分かりませんでしたが、成長していたのでたぶん食べていたんでしょう?!

しかし3週間を過ぎたころからバタバタと落ちてしまう個体が出てきました。

これはまずいと言うことで年明け早々大幅に飼育環境を見なおすことに決めました。

1ヵ月~2ヶ月目の小魔王メダカ

発泡スチロール容器じゃちいさくて水質悪化がひどかったのと、針子の成長速度には容器の大きさも重要だと言うことで、自分の部屋に置けそうなギリギリの大きさのプラスチック容器に引っ越して外掛け式フィルターにヒーターとフル装備の飼育環境を整えました♪


Astage(アステージ) NVボックス #13 ブラック W28.7×D43.5×H14.5cm

水槽用ヒーター 水族館ヒーター オートヒーター 水槽 魚タンク用 水温管理用  温度調節可能 熱帯魚/観賞魚対応 操作便利 米国プラグ50W (50W)

テトラ (Tetra) オートワンタッチフィルター AT-20

針子誕生から1ヵ月が過ぎて2回目の引っ越しが終わったとき、生き残っていた個体は11匹になってしまいましたが、生き残ったなかでも成長が早い個体は1cmほどまで成長していてちょっとメダカっぽくなってきました。

よくよく見ると背中がかすかに青っぽく光っているのが分かりますよね!?カッコイイ♪

この頃には飼育水にクロレラをまぜるのはやめ、餌は人工飼料メインにして1日一回のゾウリムシを与えていました。(ゾウリムシも水質悪化の要因になりそうなので与えなくていいかもしれません)

この時期になるとヒーターと外掛け式フィルターの効果もあってかメダカも元気満点で落ちる個体はゼロになりました!

この頃までの飼育の様子は以下の記事にも書いてますので、良かったらご覧ください。

誕生から2ヶ月目の針子

体もふっくらして、ここまで育ってくると針子と言うよりもメダカの赤ちゃんといった方がしっくりきますよね!

また、我が家の小魔王ちゃんは上の写真のように青っぽくて背中が光っている個体と、全身真っ黒の個体と2種類が確認出来るようになりました。

親の魔王は全部青っぽく光っていて、そんな親から真っ黒の個体が生まれて来るとは全く思っていませんでした。

これから黒い個体が大人になってきたらどんな風になるのか楽しみです♪

そしてこの大きさになると人工飼料を食べる様子も確認できるようになってくるので、ゾウリムシはもうあげる必要はないかもしれません。

自分はもっぱら「メダカの舞 ネクスト」を与えるようにしています。

またPSB(光合成細菌)という商品がめっちゃ評判いいみたいなので1日一回キャップ1杯分を投入するようにしています。


ヒカリ (Hikari) メダカの舞 ネクスト 100g

シマテック PSBプラス・プラス 1L

メダカの舞 ネクストは耳かきですくって1日2~3回にわけて少しずつ与えていますが、観察しているとちゃんとパクパク食べてくれてます♪

PSBの効果にかんしてはハッキリとしたことは言えませんが、油膜が出ずらくなくなって水の透明感が増したように感じます。

また、ほっとくとすぐにコケまみれになってしまうので、1週間に2回ほど2ℓ程度の水替えを行っています。

水替えにはスポイトを使って容器に発生したコケを吸いだしながら水を抜き、カルキ抜きした水道水を点滴法で時間をかけて給水するようにしています。


ジェックス おそうじラクラク クリーナースポイト ロング

GX‐80エアー調節バルブ

上のエアー調整バルブは点滴法での水替えやお魚の水合わせにめっちゃ便利で、安いしお勧めです。

針子飼育で注意するべきこと(自分の反省点)

今回自分なりに針子を育ててみて感じた注意点、反省点をまとめます。
※あくまでも素人目線の意見なので必ずしも正しいとは言いきれません。
参考程度にどうぞ。

飼育容器は大きめの物をつかう

今回自分は金魚鉢→発泡スチロール容器→プラスチック容器と2回の引越しをしましたが、針子にとって大きなストレスになってしまうでしょうし、水質変化によっての負担もかかってしまうので引越しは出来るだけさけた方が吉です。

ゆえに将来針子が成魚まで育ったことを見越して、あらかじめある程度大きな容器を用意し余裕をもって飼育する。

僕が最初に使っていた金魚鉢だとせいぜい3~5匹程度までの飼育が限界で、そこに30匹も入れてしまったら狭すぎるに決まっていますよね。←なんてバカな俺・・・。

具体的な容器の大きさは1匹に対して1ℓ以上を確保できればベストでしょうね。

また、針子は大きな容器を使い少数で飼育した方が成長速度も速く大きくそだってくれるそうなので一石二鳥ですね。

クロレラの入れすぎには要注意

自分の経験だと針子が生まれてから2週間後ぐらいから1ヵ月までの期間ががもっとも難しい時期で、残念ながらこの時期に約三分の二もの針子が落ちてしまいました。

なぜ難かしかったかというと2週間たったころから水質が急激に悪化してしまったからです。

その原因としてクロレラを使ったグリーンウォーターは2~3日で枯れてしまい沈殿し、飼育水の色は薄くなってしまいます。

自分はそのつどクロレラの原液を継ぎ足して使っていたんですけど、フィルターも何もない環境だと水槽の底の方は沈殿物でヘドロ状態になってしまいました。

水替えするにしても急激な水質変化が怖いので、どうしようか迷っていたら針子が徐々に落ちていってしまいました。

クロレラの説明書きでは水10ℓに対してクロレラの原液を1mℓとあったんですが、自分はそれを守らず水が濃い緑色になるまでドボドボ入れてしまったのが全ての原因です。

外でグリーンウォーターを作ることが出来ない環境だとクロレラは生まれたばかりの針子のエサとして重宝しますが、クロレラを使う際はちゃんと分量を守ること!

ヒーターを使用する

ヒーターは夏場なら全く必要ありませんが、冬場だと室内でも夜になるとかなり水温が下がってしまう場面がありました。

かと言って仕事で出掛ける時もふくめ24時間ずっと暖房をつけっぱなしにしてるわけにもいきません。

メダカは冬場でも生き抜くことが出来ますが、針子に関してはどうなんでしょうね???おそらく体力のない針子は冬を越すことは出来ないんじゃないでしょうか???

また、針子の成長に一番適した温度は25℃だそうなのでいっそのことヒーターを設置してしまった方がベターでしょう。

その際気になっていたのはヒーターカバーをつけてもすき間から中に入っちゃいそうですし「針子がヒーターで火傷してしまうのではないか?」ということでした。

しかしカバー無しの裸でヒーターを設置して1ヵ月以上たちますが全く問題なさそうです。

まとめ

今回は「【魔王メダカ】針子を室内で育てて2ヶ月目!立派な成魚に育ってきました♪」ということで現在の小魔王メダカの様子と、過去の飼育の様子を振り返ってみました。

針子誕生から1ヵ月ぐらいまでは慣れないことばかりで失敗続きでしたが、その後は1匹も落ちることなく順調に成長してくれているので、最悪の展開で全滅なんてことにならなくてホッとしています。

たぶん針子が生まれて2ヶ月順調に育てることが出来れば、後はよほどのトラブルでもないがないかぎり成魚まで育ってくれそうな気がします♪

また、春がおとずれて大人になった小魔王メダカが産卵したら、こんどこそ失敗しないように育て上げられればなと思っております。

次回は小魔王メダカを親メダカのいるメイン水槽に引越しする模様をレポートしたいと考えておりますので、よろしければ次回も是非お願いいたします。

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