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【Ghost of Tsushima】レビュー! なぜ高評価?歴代侍ゲーNo1か?!

どーもー!2020年、シメのゲームプレイはPS4大ヒットゲームの「Ghost of Tsushima (ゴースト オブ ツシマ)」だったNoriでございます♪

みなさんはもうとっくにクリアーしちゃいましたか?!

何を隠そう自分は8月7日にゴースト オブ ツシマを購入したんですけど、それから年末まで約4ヶ月かかってようやくクリアーするにいたりました~!ピースw

「なんでクリアーするのにそんな時間かかるん?つまらんかったんか?」と聞かれてしまいそうですが、いやいやいやそれは違います!

全く逆でして、このゲームはストーリー良し、グラフィックも良し、演出もカッコイイ、ときたもんで面白すぎて中途半端にクリアーしたくなかったんです。

そんな訳で自分には珍しくこのゲームに関してはオンラインを除く(僕はPlayStation Plusに加入していないので)全てのサブストーリーをクリアーし、主人公「仁(じん)」のスキルも全て取得してしまったほどです。

しかもゲームストーリーの由来にもなっているモンゴル襲来【元寇(げんこう)】についてもっと詳しく知りたくなった自分は元寇について調べて記事まで書いてしまったほどですw

↓こちらがその記事になります。
Ghost of Tsushimaの真実! 蒙古襲来とは?元寇とは何だったの?!まとめ

そんな自分が2020年に大ハマりしたゲーム「ゴースト オブ ツシマ」なんですが、今回は晴れてクリア―後のレビューを書かせていただきます。

なお、この記事はゲーム内容に関して多少のネタバレを含みますのでネタバレ厳禁の方はこれ以上読み進めないことをお勧めします。

❢この記事の内容❢
✅Ghost of Tsushima とは?
✅クリア後の感想
 ↳悪かったところベスト5
✅まとめ

Ghost of Tsushima とは?

対馬 烏帽子岳

Ghost of Tsushima は2020年7月17日に発売されたPS4専用タイトルのアクションアドベンチャーゲーム。

開発したのはソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)の子会社Sucker Punch Productions(サッカーパンチプロダクション)というアメリカのゲームメーカー。

ゲームの舞台になるのは1274年(文永11年)鎌倉時代の日本、対馬になります。

1274年の日本に何があったのかと言えば「蒙古襲来」、そうです「元寇(げんこう)」ですね!

元寇は1274年「文永の役」と1281年「弘安の役」の2度にわたって行われましたが、今回ゴーストオブツシマの物語は初めて元と高句麗の連合軍が日本に攻め込んできた1274年「文永の役」を参考にしているようです。


ストーリー

コトゥン・ハーン率いる元の大船団が対馬に襲来した。

迎え撃つは対馬国の地頭、志村が率いる80名の侍。

対馬の侍は果敢に迎え撃つも、元との圧倒的な戦力差の前に志村は捕らえられ、瀕死の状態だったが何者かに救われ生き残った主人公の「境井 仁(じん)」以外は全滅してしまう。

かろうじて生き残った境井仁は対馬と対馬の民を守るためとはいえ、最初は侍としてのプライドを捨てて卑怯に戦うことに葛藤しつつも、冥人(くろうど:武士としての教えに背いて邪道に落ちたもの)として元の軍勢と戦う道を選ぶのだった!

※ストーリーはあくまでも元寇を参考にしたフィクションとなっており、コトゥン・ハーンや境井仁ら主要登場人物も自分の調べた限りでは全て架空の人物でした。


ゲーム性

ざっくり言ってしまうと、時代劇 オープンワールド アクション アドベンチャーゲーム

本編は以下、
メインストーリーの「仁之道
サブストーリーの「浮世草
装備や奥義が取得できる「傳承
の3つに分かれており、それぞれプレイヤーが自由に選んで進めていきます。

最初は大勢の敵と対峙するとかなり厳しい戦いになりますが、ゲームを進めるにつれてスキルや新たな武器を習得することができるようになるので、やり込んでいくことによって徐々に戦いのバリエーションが増え戦いやすくなります。


マルチプレイ
マルチプレイもあるようですが、自分はPSプラスに加入していないためプレイしていません。

ゆえにマルチプレイに関してはノーコメントでw

クリア後の感想

まず最初に言ってしまいたい!ゴースト オブ ツシマは自分がプレイした歴代PS4ゲームのなかでも断トツぶっちぎりで面白かったゲームです。

ってかクリアーしたさいには、もはや面白いを通り越して感動もんでした!w

✔ 美しいグラフィックで再現された対馬を自由に冒険するだけでも楽しかった!

何がそんなに良かったのかと言うと、まずPS4で発売されたゲームの中でもトップクラスと言っても過言ではないほどの素晴らしいグラフィックで表現された対馬の壮大な大自然と風景がマジ圧巻でした。

それに相まって昼と夜の表現や雨や雷といった天候もめちゃくちゃリアルで、ゲーム中の対馬を適当に観光しながら景色を眺めているだけでも全く飽きませんでしたw

あまりにもゲームの対馬が綺麗だったんで、今後コロナが落ち着いたら実際に対馬へ旅行してみたくなってしまった今日この頃です♪

✔ 何といってもこのゲームで描かれている侍の武士道精神がかっこよかった!

決して勘違いして欲しくないのは「かっこいい」とは登場するキャラクターがイケメンだとかそんなチンケな話ではなく主人公、境井 仁やその叔父、志村の武士(もののふ)として、そして男としての生き様が文句なしにカッコ良かった!

かつて日本の侍は「誉(ほまれ:誇りや名誉)」をおもんじていたと言うことは何となくわかっていましたが、ゴーストオブツシマではあらためて侍にとっての「誉」とはいったい何だったのかと考えさせられるような作品になっていました。

主人公の境井 仁は、はじめこそ武士道精神と誉をおもんじていたけど、残忍な蒙古軍から対馬とその民を守るため苦渋の選択とはいえ侍らしくない戦い方を選んで「冥人(くろうど)」となってしまったために志村と対立する事になるとは何とも皮肉で切なかったなぁ~・・・。

✔ ゴーストオブツシマの物語に出てくる演出がめっちゃカッコイイ!

中でも1番印象に残っているのは、やはりゲーム冒頭の元軍が対馬に現れ志村率いる対馬の武士が元の大軍に攻め込んで行くところなんて凄すぎる演出で、しょっぱなから度肝を抜かれてしまいましたよw

また、こちらも初期のチュートリアル部分になりますが、少年時代の境井仁が志村に剣術を教わっている場面、もみじが降りそそぐ演出も日本っぽくてめっちゃきれいで良かった~w

あれは桜吹雪あらため紅葉吹雪とでも言うのでしょうか?!・・・w

こんな感じで良いところをあげたらきりがない上に何だか嘘っぽいレビューになってしまいますよね?!

しかしながら少なからずゴーストオブツシマをプレイしていて「あれ?」って思ってしまったマイナスポイントももちろんありました。

これよりゴーストオブツシマで「悪かったところ、改善してほしいなと思った部分」ベスト5をあげていきます。

悪かったところベスト5

No.5 泳ぎ方が日本泳法じゃない
せっかくリアル志向な侍ゲームなのに仁が川に入ったら普通に平泳ぎしてて笑ったw

侍ならぜひ日本泳法で泳がせてほしかった!


No.4 建物の外からだと建物の中が暗くて何も見えない

夜だったらまだしも日中の明るい時に建物の中がめっちゃ暗くて何も見えないのには違和感があった。

外からは見えないのに実際に建物の中に入ってみると普通に明るいって変だよね?

もしかしたらこの現象はソフトの問題じゃなくPS4のグラフィック性能の限界なのかな?!


No.3 建物の中に入るときに違和感がある?!

敵がいるとき見つからないよう忍び足で動き回っているのに建物に入る時だけ勢いよく「バタン!」としょうじを開け「バタン!」と占める。

「おいおい!そこはソロっと入るとこだろ!」って突っ込みたくなります・・・w

あと綺麗な家に入る時には土足じゃなくてちゃんと履物を脱いでほしかったかな。


No.2 クナイが強すぎる

敵と戦っている時ピンチになったらとりあえずクナイ使っとけば、ほぼ100%勝てます!w

重装備で全身鎧に身を包んだ敵にかこまれてしまってもクナイ使っとけば100発100中でよろめくので、そのすきにバッサリ切り捨てれば楽勝です♪

でも、それに慣れてしまうとクナイがなくなってしまった時の戦闘が不安でいっぱいでした・・・w

せっかく仁が使えるようになる武器は千差万別様々な物があるのに、なんだかんだでクナイが強くて便利だったのでクナイばっかり使うようになっていました。

せっかくいろんな武器があるんだから、もっとバランスよく調整してもらってまんべんなく他の武器も使えるようにして欲しかったです。


No.1 ストーリーがちょっと変?!

いくらストーリーはフィクションだとはいえ、所どころ変というか「そこ違うんじゃない・・・!?」って部分が見受けられました。

では以下、とくに印象に残った「あれ?」ってシーンを3つあげます。

①、冒頭のシーンからコトゥン・ハーンが志村をとらえた場面にて、コトゥン・ハーンが志村にお辞儀したと思ったら勉強したという日本語をペラペラしゃべっちゃうところ!

いやいやいや!仮にも当時アジアの大半を支配していたモンゴル帝国ジンギスカン(チンギス・ハン)の孫で皇帝ともあろう人物が、未開の小国日本(モンゴルから見て)の言葉を勉強し、対馬の長にお辞儀するなんて事はありえへん設定だと思いましたw

②、仁とコトゥン・ハーンの初戦、戦いに敗れた仁が橋から落とされた後、仁の少年時代の物語にて。

仁の目のまえで父親がケガをおって這いつくばりながら野党らしき人物に殺されるときのセリフが、まさかの「仁!手をかさんか!」・・・!?

なんかしっくりこないというか死に際に「手をかさんか!」って変な日本語だと思いませんか?

そんなわけでメイドインUSAのゲームだから英語にしてみると「Jin! Help me!(ジン!ヘルプミー!)」となり「仁!助けてくれ!」と訳した方がしっくりくるんじゃないでしょうか?(実際に英語音声だとHelp meと言ってました)

いやいやいや!かりにも侍が敵に背を向けて自分の息子に命乞いするなんてありえないっしょ!

そこは「仁!立派な武士になれよ!」とか「仁!俺の分まで生きてくれ!」なんて感じのこと言ってくれたら良かったのになぁ~・・・。

自分の認識だと侍は死に方にこそ美学を持っていて、いかに武士として誇り高い死に方ができるかにこだわっていたハズなので、あのシーンにはかなり幻滅しました。

③、物語最後の決闘前のシーンにて、自分はてっきり仁が切腹して終わるのかとばかり思っていました。

するとまさかの決闘が始まってしまいました!?

いやぁ~、そこは理不尽なのは100も承知で切腹する場面だったと思うんですけどね~、みなさんの意見はどうなんでしょうか??

まとめ

今回は「【Ghost of Tsushima】 レビュー! なぜ高評価?歴代侍ゲーNo1か?!」ということで最後に評価のまとめです。

操作性★★★★☆アクションゲームが苦手な僕にも楽しく遊ぶことが出来ました。
グラフィック★★★★★文句なしで綺麗!歴代PS4ソフトのなかでもトップクラスでしょう。
サウンド★★★★☆時代劇っぽいレトロなBGMがめっちゃハマるしかっこよかったです。
熱中度★★★★★自分は飽きっぽいにわかゲーマーですが、中だるみせずにクリアーまで遊べました。
持続性★★★★★クリア後の対馬も遊べるようなのでもう少し対馬を満喫しようと思いますw
ゲームバランス★★★★☆悪い部分でもあげましたが、クナイが無茶苦茶つよいということ以外は良かったです。
総合★★★★★ストーリーなどヘンテコだなと思った部分もいくつかあげさせてもらいましたが、総じてレベルは高く、自分の中ではベストPS4ソフトと言っても過言ではありません。

長々と書かせて頂きましたが、これらの感想はあくまで自分の主観なので180度違う意見の方もいると思いますし参考程度に見てもらえば幸いです。

ただ1つだけ言えることはめちゃくちゃ面白かったので、もしまだプレイしていない方がいましたら是非是非プレイしてみて下さい。

めっちゃお勧めです!

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