どーもー、おっさんにわかゲーマーのNoriでございます。
2021年3月のある日、Amazonで何か面白そうなゲームでもないかなと散策してた時なんですけどひときわ高評価なゲームが目に付きました!
星がだいたい4.5あって評価数も多かったのでレビューの信頼性は高そうです!?
その名も「天穂(てんすい)のサクナヒメ」です。
僕はこのゲームのことは全くノーマークだったので、どんな感じのゲームなのか全く知りませんでしたがパッケージ画像を見たときに以前PS2かPS3どっちだったかでプレイして好印象(神ゲーレベル)だったゲーム「大神(おおかみ)」を思い出しました。
ゲーム内容にかんしても天穂のサクナヒメは大神のような感じの和風アニメ調のグラフィックで、日本神話が題材になっているようなので共通点が多そうな感じがしたのです!(※実際にはかなり違います)
「これは新たな神ゲー発見か?」レビューも高評価だし「これはポチるしかないっしょ!」ってなわけで購入にいたりました♪
そんな訳で今回は思いがけずゲットしたPS4版の天穂のサクナヒメですが、無事にクリアー出来ましたのでクリア後レビューさせていただきます。
※この記事はゲーム内容について多少のネタバレをふくみますので予めご了承ください。
❢この記事の内容❢
✅天穂のサクナヒメとは
✅クリア後の感想
↳稲作パート
↳アクションステージ
↳良かったところ
↳悪かったところ
✅まとめ(総評)
天穂のサクナヒメとは
武神タケリビと豊穣神(ほうじょうしん)トヨハナの子 サクナ姫が主人公の「和風 稲作シミュレーション アクション アドベンチャーRPGゲーム (1人プレイ専用)」です。← なげえ!全マシマシかよw
発売日:2020年11月12日(PS4、Nintendo Switch、PC版 Steam )
開発メーカー:えーでるわいす
発売元:マーベラス
希望小売価格(通常版):¥4,960円(税別、PS4、Nintendo Switch)/ ¥5,478円(税込み、PC版 Steam)
ストーリー(Nori視点)
サクナ姫はひょんなことから主神カムヒツキ様より罰をうけ、神々の住む都から追い出されタマ爺(もともとはタケリビの使っていた剣だったが現在は犬のような姿の神)と、田右衛門、ミルテ、きんた、ゆい、かいまる、といった人間5人と共に鬼の住む島に住むことになってしまった。
サクナ姫一行は鬼の住む島(ヒノエ島)で生活するために試行錯誤しながら稲作をおこないつつ、同時に鬼退治に出るのであった。
ゲーム基本情報
・ヒノエ島での拠点、田んぼ周辺では3Dスクロールだが(稲作も3D操作で行う)、島に点在する各アクションステージは横スクロール。
・春夏秋冬それぞれ3日で過ぎ去ります。すなわちヒノエ島での1年はゲーム内時間の12日間ということになります。
・ゲーム内には時間概念があり昼と夜では鬼の強さも変わってきます。(もちろん敵は夜の方が強くなります)また、夜にしかゲット出来ないアイテムがあるので夜に行動しないとならない場合もあります。
・ゲームを進めると都との貿易がおこなえるようになり、米と引き換えにヒノエ島では手に入らないアイテムを輸入することも出来るようになる。
・アクションステージでサクナ姫の攻撃は通常攻撃に加え武技と羽衣技といった必殺技をそれぞれ4種類ずつ選択し使うことができます。(必殺技を使うには武技メーターを消費します)
・序盤のころは稲作を行ってると作業がかなりめんどくさいと思うかもしれませんが、徐々に稲作が楽になるような技を覚えたり器具を作れるようになっていきます。
サクナ姫の能力強化、成長方法について
・サクナ姫は稲作をおこなって毎年米を収穫することになりますが、その米の品質によってサクナ姫のステータスもアップして強くなる。
・サクナ姫の装備品はゲームを進めていくと「きんたが鍛冶」「ゆいが服飾」を行ってくれるようになるので各ステージで素材をゲットすれば制作してもらえる。
・毎日の食事(晩飯)にも様々な効果、効能があり、各夕食メニューによってサクナ姫に1日限定だがステータスに追加ボーナスがつく。
(各食事メニューについてはミルテに全てお任せするか、任意で選択することも可能だが料理に使う食材を稲作とアクションステージにてゲットする必要あり)
・武技と羽衣技は序盤こそ少ししか種類がありませんが、稲作を進めることによって徐々に増えていくので覚えた技はメニュー画面の武技で任意の場所にセットすることにより使えるようになります。
クリア後の感想
前回プレイしたゲーム(真・女神転生3リマスター)がめちゃくちゃ難易度が高かったせいもあってか天穂のサクナ姫をクリアーした時には「え?もう終わり?」って感じであっけなく終わってしまったというのが正直なところでした。
これについては良く言うとテンポよく物語が進むので中だるみ無くクリアーまで一気に楽しめたといったところで、逆に悪くいうとボリューム不足・・・、個人的には「倍のボリュームがあってもいいんじゃない!?」と思ってしまいました。
ボリューム不足だと感じたポイントを具体的にあげると以下になります。
・単純にゲームクリアーまでの時間が短かかった。
自分の場合1日にそう長い時間ゲームプレイしないこともあり、1つのゲームをクリアーするのに2~3ヶ月かかることがざらにあるんですけど、サクナ姫に関しては約3週間ほどでクリアー出来てしまいました。
・せっかくカモ小屋作ったのにクリアーまでたったの2回しか活躍する場面がなかった。
物語が進むとカモ小屋を作ってカモを飼育することが出来るようになり稲作のお手伝いをしてもらえるようになるんですけど、クリアーするまでたったの2回しかお手伝いしてもらう機会がありませんでした。
・牛を使った田起こし(牛田起こし)に関しても1度しか使う場面がなかった。
牛はカモよりも後に飼育できるようになる動物で田起こしを手伝ってもらえるようになるんですが、1度だけ手伝ってもらったらすぐにクリアーしてしまったので1度しか利用する機会がありませんでした。
他にもゲームが進むにつれて便利な稲作道具を制作出来るようになりますが、ストーリー後半に制作したものに関しては数回程度使ったらクリアーしてしまったので便利になった稲作をもう少し楽しみたかったなって感じでした。
稲作パート
次にゲームシステムについてですが天穂のサクナ姫は大きく分けると「稲作パート」と「アクションステージ」に分かれますが、まず「稲作パート」についてです。
今までゲームで農業(ファーミングシミュレーターなど)はやったことがあったんですけど、稲作するのは初めての経験だったのでめっちゃ新鮮でした。
日本人にとって主食のはずの米ですけど、恥ずかしながら自分は稲作について何の知識もありませんでした。
そこでゲームとはいえ米作りのノウハウを学べて稲作体験が出来、多少なりとも稲作の知識を習得できたことは日本人として純粋に良かったです。
また、田起こしや田植えの操作には以外にコツが必要で一見簡単そうに見えて以外に難しかった!
そして最初のころはかなり地道な作業を強いられることになりますが、シミュレーションゲーム好きな僕にとっては全く問題ありません!
逆にサクナ姫が徐々に稲作スキルを会得するたびに幸せを感じました♪w
稲作パートは意外にも本格的なシミュレーションゲームになっているので、シミュレーションゲーム好きな方ならきっと楽しめるんじゃないかなと思いました。
アクションステージ
アクションステージは昔ながらの横スクロールですが、僕自身横スクロールのアクションゲームをプレイするのはかなり久々でした。
久々に横スクロールゲームをプレイした感想はと言うと・・・良くも悪くも普通かな・・・w
具体的には昔の横スクロールアクションゲームと比較するとグラフィックが綺麗なのはもちろんのこと、数々の派手な必殺技が使えたりします。
しかしながら基本的に技の出せる方向が8方向しかなく痒いところに手が届かない感じで、昔のゲームをプレイしてるのとそんなに変わらないなと思ってしましました。(正直なところ自分は昔、横スクロールゲームをやりたおしてきたので、この手の何の変哲もない横スクロールには飽きています)
決してつまらないわけじゃないんですが新鮮味に欠けると言うか、もう少し現代のゲームらしくすることは出来なかったのかなと感じてしまいました。
またアクションステージにはバグが多く、杭にハマって死ぬまで抜け出せなくなってしまったり、ステージの外の世界にワープしてしまったりと言ったことが何度もありました。
発売から結構たっているゲームなのにメーカーは修正する気ないんでしょうかね?!
いやぁ~、稲作パートが斬新で良かっただけにアクションステージは何の変哲もなく悪い面が目立つ感じがしちゃってちょっと残念でした。
良かったところ
✔テンポよくクリアーまで一気にプレイできた
✔稲作は新鮮味があって楽しかった
✔グラフィックが和風アニメ調でかわいい
✔サクナ姫の必殺技が豊富にあるので戦法も多彩なところ
✔ゲーム全体の雰囲気がほのぼのしていて癒し系ゲームなところ
悪かったところ
✔ストーリーが短くボリューム不足だと感じた
✔素材の種類や料理メニューがとても多いのはいいけど、それらを活かせきれない
✔ボスが弱すぎ!僕はアクションゲームが決して得意とは言えませんが1度もボスに負けることがありませんでした。(ちなみに攻略法も見ていません)
✔アクションステージがありきたりな感じで萎えた
✔バグが多い
まとめ(総評)
今回は「【天穂のサクナヒメ】レビュー 神が稲作で強くなる!一風変わったゲーム」ということでお届けいたしましたが、最後に独断と偏見での総評ですw
操作性 | ★★★☆☆ | アクションステージの8方向入力が残念! |
グラフィック | ★★★☆☆ | まあまあ綺麗だけど抜きんでた部分はなし |
サウンド | ★★★☆☆ | ほのぼのサウンドだったw |
熱中度 | ★★★★☆ | クリアーまで飽きることなく遊べました |
持続性 | ★★★☆☆ | 1度クリアーしたら2週目があるかは微妙?! |
ゲーム バランス | ★★☆☆☆ | もう少し煮詰めてくれれば大化けしそう |
総合 | ★★★☆☆ | Amazonレビューの高評価を期待していた だけにちょっと残念な結果でした・・・ |
今回「天穂のサクナヒメ」も若干辛口レビューになってしまいましたが、楽しめたか楽しめなかったかで言えば普通に楽しめました!
ただし、ところどころ残念ポイントも見受けられもともと潜在能力が高そうなゲームだっただけに「勿体ないなぁ~!」と思ってしまった次第でございます。
では最後に「天穂のサクナヒメ」は以下のような方にお勧めします。
・ほのぼのとした雰囲気のゲームが好き
・クリアーまでサクッと気軽に遊びたい
・シミュレーションゲームが好き
・横スクロールアクションが好き
・ゲームで稲作体験してみたい